ウィッグのお手入れ(シャンプー、トリートメント編)
こんにちは、ゆめかわウィッグです。
先日は動画にてお手入れ方法を解説しました。
他にも以前もお手入れ方法は記事にしていますが、より詳しく聞きたい、細かい解説が知りたいというお声が多かったので、今回はより深く解説をしていきます。
ウィッグのシャンプーってどうしたらいいかご存知ですか?
見た目は人の髪のようなウィッグですが、実際のところはどのようにお手入れするのが良いのでしょうか?この記事で詳しくご紹介します。
分かりやすい動画のお手入れ方法はこちらから
シャンプーのタイミング
ウィッグは、汚れたときなどは人の髪と同じようにシャンプーやリンスをする必要があります。ただ、あまり洗いすぎるとウィッグが痛む原因になってしまいますので、頻繁に洗いすぎないように注意が必要です。
目安としては、ウィッグにホコリやヨゴレ、ヘアスプレーなどがついてしまったときや、ニオイが気になるときに洗えばOKです。それから、今回を最後に長期間使用しない、といった場合にもきちんと洗っておきましょう。
オススメのシャンプー、トリートメント
ウィッグにはウィッグ専用のシャンプーがあります。でも、普段使っている市販のシャンプーで洗うこともできます。それなのになぜウィッグ専用のシャンプーがあるのでしょうか?
市販の普通のシャンプーは、当然ながら人が使う前提で、人の肌、髪に合うように作られています。
一方、ウィッグ専用のシャンプーは、人工毛用(合成繊維用)なので、人工毛のウィッグの汚れは人の髪用のシャンプーよりも落ちやすいのです。
人毛のウィッグなら、どちらのシャンプーでも変わりありません。お使いのウィッグに合わせてシャンプーを選んでください。
また、ウィッグを洗った後、絡まりや手触りが気になるときは、人の髪と同じように市販のトリートメントを使うことができます。
こちらのウィッグ用シャンプー、トリートメントは人毛と人工毛のどちらにもできるので便利です。
(シャンプー、トリートメント単品のほかに、ブラシやデオドラントスプレー、トリートメントミスト、ウィッグハンガーとのセットもあります。)
よりサラサラにしたいときは
ワンランク上のサラサラヘアを目指したいときは、市販の洗濯用の柔軟剤がオススメです。
特に、シリコン入りの柔軟剤は、ウィッグをかなりサラサラにしてくれます。
使い方は、ウィッグをシャンプーしてよくすすいだ後に、洗面器に水またはお湯を入れて、大さじ1杯くらいの柔軟剤を溶かし、ウィッグを数分〜1時間ほどつけておきます。その後、水かお湯で洗い流します。
後はいつも通りタオルドライ、自然乾燥、ブラッシングの流れでお手入れすればOKです。
ニオイが気になるときは
ウィッグが特に汚れているわけではないけどニオイがちょっと気になる、シャンプーするほどでもないんだけど…というときは、ウィッグ専用のデオドラントスプレーを使いましょう。
ウィッグのベース部に吹きかけて、風通しの良いところに保管すればOKです。
ツヤを出して仕上げたいときなどは
ウィッグ専用のトリートメントミスト・スプレーもあります。
人工毛はどうしても静電気が起きやすいですし、ドライヤーの熱にも弱いので、専用ミストがあると便利です。
また、ウィッグは使用していくうちにツヤがなくなることがありますので、ミスト・スプレーでお手入れしましょう。
ツヤ出しのためには、シリコンまたはオイルが配合されているものがオススメです。ただし、多く使いすぎるとそこに細かなゴミやヨゴレがつきやすくなりますので、適量を守ってください。
ブラッシング方法
ウィッグにブラシをするときは、必要に応じてミスト・スプレーをして、ウィッグ用ブラシでほつれを取りながら、ブラシしていきます。
コツは毛先から、ゆっくりと、です。ウィッグハンガーにかけた状態だと作業がしやすいでしょう。
カールのウィッグは、歯の感覚が広めのコームかコームの後ろ側を利用してざっくり梳かす程度にしましょう。
カールのクルクルがほつれてもしゃもしゃっとなってしまった時は、カールを巻き直します。
まず、ウィッグ全体の髪をざっくりといくつかに分けます。ウィッグはランダムに毛が生えているわけではなくて、いくつかの部分に分けやすくなっていますので、良く見ながらパーツ分けしていきます。
一度に全体をやるのが難しい場合は、まず半分に分けて、そのまた半分、と分けていきましょう。毛束の量が手のひらに取れるくらいになったらブラッシングしてほつれを取ります。
そして毛束を軽くねじりながら、もとのクルクルをイメージしながら根元まで手で巻いていき、スプレーをします。
そして次の毛束へ、と次々にブラッシング、巻く、スプレーと繰り返していきます。コツをつかむまでちょっと大変に感じるかもしれませんが、慣れれば大丈夫です。
あると便利なアイテム
ブラシ
ブラシはウィッグのお手入れに必須です。
ウィッグのブラシは、人と同じものが使えないわけではないのですが、ネット部分を傷つけたり引っかけたりしないよう、先端が球状になっているものが使いやすいです。
また、歯の部分がプラスチック製だとすぐに静電気がおきてしまうので、歯の部分がステンレスなど金属製のものがオススメです。
ロングのウィッグをお使いの方には、絡まりを解きやすい「タングルティーザー」のコンパクトスタイラーもオススメです。
こちらはブラシが長短交互になっていて、握って使う形なので、ウィッグにも使いやすいです。色・柄も豊富なので是非お好みのものを選んでください。
ウィッグハンガー
ウィッグをかけておくウィッグハンガーは、シャンプー後に型崩れなく自然乾燥させたり、ドライヤーで乾かしたりするときにもとても便利です。
シャンプー後は、ウィッグハンガーにタオルを置いて、その上にウィッグを置くと早く乾きます。
ウィッグハンガーは、こちらのようにきちんと自立して風通しが良い構造になっているものを選びましょう。
こちらのようにクローゼットなどに収納できるタイプもあります。ロングヘア用にもオススメです。
おまけ
ウィッグハンガーを買わずに節約したい方には、こんな方法もあります。
まず、新聞紙数枚を丸めて自分の頭より少し小さいくらいの球状にします。
それを倒れないよう空き瓶、空き缶、もしくは筒状のボール紙などの上に固定しましょう。その上にタオルを置いて、ウィッグを乾かします。
お手入れの方法で使用寿命が決まってきます。お気に入りのウィッグは長く大切に使いたいからこそ、正しいお手入れ方法を知っておくことが大切です。
ゆめかわウィッグでは大事なウィッグを長く使ってほしいからこそ、お手入れに関しては細かくお伝えしていきます。
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