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ローズ。

 すっかり快晴になりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は今日も自転車で快走しています。

 今日も1日片付け作業に勤しみましたが、いよいよ作業も残り1部屋というところまで漕ぎ着けることができました。これまで何度も途方に暮れましたが、それでも頑張ってやり続けた結果、ようやく目に見える形まで到達できた感があります。家主からも「見違えるようにきれいになった。」とお褒めの言葉をいただきました。明日はゴミ収集日なのでゴミ出ししないといけないのですが、あまりにもゴミの量が多いので1箇所では回収してもらえません。そこで7箇所ぐらいに分散してゴミを出すことにしました。前回は5箇所に分散したら全て持っていってもらったので、明日はさらに場所を増やして出す予定です。ちなみに今日は紙ごみの日だったのですが、私が収集場所に紙ごみを運んでいると、とあるおじさんが「それ捨てるのか?」と聞かれて「はい。」と答えたら、「たくさんあるなら持っていってやるよ。」と言ってくれました。そして、家の前まで車をつけてくれて、大量の紙ごみと古本を回収してくださったのです。帰り際、そのおじさんから大きな玉ねぎを3つお礼にいただきました。家主にそのことを報告すると「きっとあなたにいいことがあるよ。」と言ってくれて思わず泣きそうになってしまいました。

 今いろんなところに書類やお手紙を出していますが、どこからも何の返信もありません。スマホの通知がある度にチェックしているのですが、CMばっかりなので思わずブロックをかけてしまいました。そんなことも家主に相談すると「きっと慎重にあなたのことを選んでくれているのよ。」と励ましてくれたので、またまた泣きそうになってしまいました。

 そんな風に心に波風が立っている時、たまたま休憩中に見ていた動画でローズが流れてきました。

 noteでいろはさんという方が歌詞の訳を記載されていたので転載します。

Some say love
It is a river that drowns the tender reed

愛とは川のようなものだという人がいる
それはか弱い葦を溺れさせてしまうような

Some say love
It is a razor that leaves your soul to bleed

愛とは刃物のようなものだという人がいる
それはあなたの心に血が出てしまうほどの傷を残してしまうような

Some say love
It is a hunger
An endless aching need

愛とは飢えのようなものだという人がいる
それは
終わりが無く、疼く欲のような

I say love
It is a flower
And you
Its only seed

私は言うわ
愛とは花のようなものだと
そしてあなたは
唯一の種であると

It's the heart, afraid of breaking
That never learns to dance

それは傷つくことを恐れている心
それでは踊ることを学ぶことができない

It's the dream, afraid of waking
That never takes the chance

それは目覚めることを恐れる夢
それではいつまでもチャンスを掴むことができない

It's the one who won't be taken
Who cannot seem to give

それは手放すことを恐れている誰か
それでは与えることができない

And the soul, afraid of dying
That never learns to live

それは死を恐れる魂
それでは生きることを学べない

When the night has been too lonely
And the road has been too long
And you think that love is only
For the lucky and the strong
Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun's love
In the spring becomes the rose

夜がとても孤独で
道がとても長くて
あなたがもし
愛は幸運で強さのためだけのものだと思うのなら
思い出して
冬の厳しい雪の下に
横たわっている種のことを
太陽の愛(恵・光)によって
春にはバラを咲かせるでしょう


 この歌は20代の頃に出会って、たまに聞いていましたが、最近長らく聞いていませんでした。しかし、今日久しぶりにこの歌を聞いてまた泣いてしまいました。特に最後のところの「夜がとても孤独で、道がとても長くて・・・」というパートのところに入ると、感情が溢れてどうしようもできませんでした。最後にバラを咲かせるとありますが、私のバラはいつになったら咲くのかなとついつい考え込んでしまうので、思わず自分の頭を自分で撫でて、自分を励ましてあげました。

 しこたま涙を流してすっきりすると、また日常の作業に戻ることができました。広い家でたった一人おっさんが嗚咽して泣いているのは、見るに耐えない光景かもしれませんが、それでもこんなに自分は泣ける人間だったんだとつくづく思います。でも泣けるということは一生懸命生きているという証拠ですよね。本当は泣いている自分を誰か慰めてくれないかなと思うこともありますが、それをしてしまうと今までの努力が水泡に帰すことになるので、ここはぐっと堪えて涙をふいて目の前のゴミとねずみとの格闘に日々に戻っていきました。

 これから大学教員になる人には自分自身の種を大切に育てられる人になってほしいと思います。そして、愛によって自分と自分の大切な人が笑顔という花を咲かせられるような日が迎えられることを心より願います。

 (毎日腹筋トレーニングの動画を見ている元准教授でした。1日500回腹筋という動画があるけどやってみるか?ツラそ〜。)



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