【EDHメモ】激昂の処理について

お久しぶりです。
全然投稿していなかった怠け者です。

久々に記事を投稿しようと思ったきっかけは、対面でのEDHプレイにて自分の誤認識によるやらかしがあったので、その備忘と共有の為となります。

まず、実際のプレイで使っていたデッキリストはこちら

↑みんな大好きステゴロ向け統率者
「究極のハイブリッド恐竜、インドラプトル」のデッキとなります。

全方位に牙を剥くスタイルが個人的に大好き

簡単に能力を説明します。
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■狂気 X
 →呪文を唱えた際、このターン中に各対戦相手が受けたダメージ分の+1/+1カウンターをX個乗せて場に出せます。シンプルに強い。
対戦相手の顔面を削る呪文や自分のクリーチャーで殴ってから唱えるのが基本ですね。
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■激昂
 →このクリーチャーがダメージを受けるたび、パワー分のダメージをランダムに選出した対戦相手に飛ばせます。
パワー12あれば受けるたび12点を顔面に飛ばせますが、その対戦相手がトークンじゃないクリーチャーを1体生贄に捧げたらFizzるというデメリットもあります。
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まさにステゴロのために生まれてきた可能性の獣ですね。


さて、上記の能力を踏まえた上でどんなやらかしをしたかというと
"2点"ありました。

※熟練の方は「そんなミスしないでしょ」となりそうですが、割と誤解している人がいるorどうなるんだっけ?が多そうな内容だと個人的に思いました。


★やらかしその1 「戦闘ダメージの処理について」
※前提として私の認識が間違っていた、という部分を念頭に置いて
 読んで頂ければ幸いです。

実際のゲームを例に振り返ります。

まず、盤面ですが
====
私の場:パワー12のインドラプトル×1体
対面の場:パワー2のゾンビトークン×6体
====
がいる状況です。

私のターンの攻撃時、
インドラプトルで攻撃指定→対面が6体のゾンビでブロック指定
まで処理を進め、ダメージ解決の際に以下を宣言しました。

「インドラプトルが6体のゾンビにブロックされたので
 激昂を”6回”誘発しますね」

これがやらかしです。では何を間違えていたのか?

■激昂について
ここで改めて「激昂」というキーワード能力について見ていきましょう。

そのクリーチャーダメージ与えられるたびに誘発する誘発型能力を示す。
~~省略~~
ダメージを受けたクリーチャーが死亡しても、すでに誘発した能力スタックに置かれる。
~~省略~~
複数のブロック・クリーチャーブロックされるなど、クリーチャーが複数の発生源から同時にダメージを受けた場合、能力は1回しか誘発しない。

「激昂」の引用元:
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%BF%80%E6%98%82

上記を見れば明らかですが、結論として

「インドラプトルは複数クリーチャーにブロックされたとしても
 激昂の誘発は"1回"しか発生しない」

ということになります。


■戦闘ダメージ処理のおさらい
併せて理解しておくべき点として「戦闘ダメージ・ステップ」もあります。
こちらもwikiからの引用ですが

・ステップの流れ
戦闘ダメージ・ステップの開始に際し、アクティブ・プレイヤー攻撃クリーチャーがどのように戦闘ダメージ割り振るかを宣言し、続いて防御プレイヤーブロック・クリーチャーがどのように戦闘ダメージを割り振るかを宣言する。
戦闘ダメージの割り振りが完了した後、それらの戦闘ダメージはすべて同時に与えられる。以上はすべてターン起因処理であり、スタックを用いない。

「戦闘ダメージ」の引用元:
https://editor.note.com/notes/n1d3fce9c80c6/edit/

とあり、戦闘ダメージステップでの処理は全て1イベントとして扱われるということですね。
「戦闘中は1体vs複数体いても一気に全員がクロスカウンターする」イメージ。
戦闘ダメージに起因する誘発がある場合は上記を想像すると認識齟齬が減るかと思います。


★やらかしその2 「クリーチャーのテキスト間違い」

こちらは読んで字の如くですが
「以下のクリーチャーのテキストを勘違いした」
というものです。このスマホは何のためにあったのか。
勘違いしたクリーチャーは以下となります。

不吉な狩猟のニース/Neyith of the Dire Hunt
ジャンプスタート(英語版)しか存在しない珍しいクリーチャー

能力は2つ
・自分がコントロールしているクリーチャーがブロックされるたびor格闘するたび、1ドロー
・戦闘時に(2)(赤/緑)支払いで対象のクリーチャーのパワーを倍化、この戦闘で可能ならブロックされなければならない

というものになります。
勘違いしたのは2つ目の能力のところで、wikiにも記載があるのですが

・対象にした上でコストを支払ったクリーチャーは可能な限りブロックされなければならないが、攻撃が強制されるわけではない。

寄せ餌/Lureとは異なり、対戦相手はすべてのクリーチャーでクリーチャーをブロックする必要はなく、最低1体のクリーチャーをブロックに割り当てればブロック強制の条件を満たす。

「不吉な狩猟のニース」の引用元:
http://mtgwiki.com/wiki/%E4%B8%8D%E5%90%89%E3%81%AA%E7%8B%A9%E7%8C%9F%E3%81%AE%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%B9/Neyith_of_the_Dire_Hunt

こちらの2つ目のところですね。
対戦相手がコントロールするクリーチャー全てでブロックされる必要はなく、ブロックができる最低限の指定でよいとのことでした。
威迫持ちを能力の対象にした場合は、最低2体でブロックしてするだけでよいとなります。

■実際どんなやらかしをしたの?
インドラプトルのことを書いているのでお察しの方は多いと思いますが、
「対戦相手のクリーチャー全てでブロックしなければいけない」
という解説をしてしまった
のがやらかしです。テキストをよく読め自分。


■最後に
卓のプレイ後に調査やご指摘下さった同卓の方ありがとうございました。
以後は上記を踏まえて処理間違いを無くすように努めます。

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