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2023年前半終了!半年間の1番の失敗取引から学んだこと

こんにちは、株好きFPのかたやま りえです。

2023年もあと半分になりましたね。私の半年間の株の成績は一応プラスで推移しています。配当目的で保有していた銘柄が、上場廃止になったためその売却益が大きかったことが大きな要因です。ただ、私の基本的な投資手法は、成長株の売却益を狙う投資手法なので、その点ではあまり大きな成果が出せていなくて残念です。できれば売却益を狙った取引で成果出せたよ!とお伝えしたかったのですが、それは後半によい報告ができたらと思います。まずは無理な取引をしないで、きちんと損切りできたことは良かったと思っています。株式投資は続けることが大事なので、株式市場で生き残ることは重要です。今日は、半年間で1番残念だった取引とその振り返りをして、どういう取引をすればよかったのかということをお伝えします。失敗の取引こそ、参考になることがあるのではと思います。

今年最大の失敗取引


上のチャートはグリムス(3150)の週足チャートです。 2020年の12月に、3本の移動平均線のすべて上に出た絶好のタイミングでエントリーできました。(画像の左側赤い矢印)決算書を読んで第3四半期でいい数字が出るだろうと、この銘柄を選びました。その後、 2023年3月期の第3四半期決算の業績は私の思った通りの内容で、翌日はストップ高になりました。無事によい決算であることが確認できたため、買い増しをしました。(真ん中の赤い矢印)しかし、その後ズルズルと下落に転じてしまい。当初損切りの予定としていた株価に達してしまい。取引終了となってしまいました。(青い矢印)

その後もしばらく調整していたのですが、5月に上方修正、本決算を発表し2024年3月期の業績もサプライズとなって再び上昇に転じたのです。そして、2月の高値を超えていったのを見届ける結果となってしまいました。

何が悪かったの?

この取引の何がいけなかったのでしょうか?私は2点あると考えました。

1.下落を想定できていなかった

決算後にストップ高をつけて上昇したので、その後は順調に株価が上昇する。と思いこんでしまいました。この思い込みがいけなかった点の1つです。どんなに業績が良いからといって、順調にどんどん株価が上昇するとは限りません。

2.大してリスクを取れないのに買い増ししてしまった

もう1つは、買い増しした時に、損切りする予定の株価も最初買った時点より引き上げてしまったことです。もし最初に買ったときに決めた損切り株価のままにしていたら、このまま保有継続できていたのです。

私は、株を買うときに、次のような手順で買うようにしています。

1.どの株価まで下落したら失敗だったかを決める
2.失ってもいい金額を決める

それなのに、失ってもいい金額を優先してしまったため、株価損切りする株価の水準を引き上げてしまい、しかもその水準が平均購入単価からたったの7%しかかい離していなかったのです。(通常10~15%に設定しています)
そのため、早々と損切りする株価水準に達してしまいました。
損切りの株価水準を切り上げるのではなく、失ってもいい金額を引き上げなければいけなかったのです。

この取引で学んだこと

・下落も想定して買う
・失敗を認める株価の変更をする際、平均購入単価から10%以上は離す
・買い増しのときは、失ってもいい金額を引き上げる

つい自分が買った株は上昇してほしいので下落を想定しないで取引してしまうというのは、誰もがあるのではないでしょうか?私自身、これまでもやっていいる失敗で、肝に銘じていたつもりでしたが、またやってしまったなと反省です。

まとめ

今年1番の悔しい取引、失敗談をご紹介しました。

①株を買うときは、下落することも想定して買う
②まず、間違いだった株価水準を決めてから、失ってもいい金額を決める
③買い増しをするときは、②も考えなおすこと

参考になればうれしいです。
私の過去の恥ずかしい失敗談が満載の本もよかったら読んでみてくださいね。

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