GCA11ヶ月で2バガー!銘柄は?達成までの道のりと実践のコツと効果
こんにちは、株好きFPのりえです。
ファンダメンタルズ分析で50%お得な銘柄を買うことを目指しています。
先日、2バガー達成しました!銘柄はGCA(2174)です。2020年のコロナショックで、2020年12月期の業績は、2019年度を下回りましたが、決算短信を読むたびに、明るい展望が書かれていたこと、それにも関わらず、株価は低迷したままいわゆる割安に放置されていたと思います。どうやって見つけたか、購入〜売却までを記録します。銘柄探しの参考になればうれしいです。
2バガー銘柄どうやって見つけたの?
2020年のコロナショックで、株価は大暴落しました。この頃私は、コロナで追い風となった銘柄を探し、投資してきました。その中のひとつに、M&Aを手がけるGCA社に注目しました。M&Aは、もともと活況な業界でしたが、コロナによってますます盛んになるとの見方もありました。M&A銘柄と言えば、M&Aキャピタルパートナーズ(6080)や日本M&Aセンター(2127)がすでに注目されていていました。GCA社はM&Aの出遅れ銘柄でした。2020年の減収率が他社よりも大きかったことや、最高益も2018年12月から遠ざかっていたことも原因だったと思います。しかし、GCA社はテクノロジー関係のM&Aを得意とする会社。コロナによって完全なリモートでの取引が可能になったこと、受注が回復基調であることが、決算書に書かれていました。そして、PERも2021年12月期で見ると12.5倍(2020年四季報秋号より)だったので、これはお買い得だと判断しました。
恐る恐るイン
私の元々の投資スタイルは、順張り投資のため、逆張り的な買い方は慣れていません。底は打って、上がり始めてはいるけど、チャートの形は決してよくない2020年の9月に恐る恐る購入しました。
途中、マイナスになることもあり、やっぱり外したかなとも思いながらも、10月、11月と少しずつ買い増しました。下がった時に思い切って買い増すというのが理想でしたが、上手な買い方はできませんでした。途中2021年1月に下落基調のときに信用売りもしましたが、失敗しました 笑 それ以降は上昇トレンドに転換し、ここでも買いポイントだったのですが、タラレバです…。そのまま2015年8月の高値を目指すのではと、ホールドしていました。
まさかのTOB
2021年8月3日に6月に続き2度目の上方修正の発表のほかに、Houlihan Lokey, Inc.社による株式公開買付、上場廃止になる旨が発表され、ストップ高をつけました。ここで、購入時の2倍になりました。
まさかの初のTOBでした。2018年以来の最高益予想も出て、もう少し保有する予定でしたが、2倍という節目で売却できたので、これでよかったということに。ホールドすると悩むし 笑
保有中は、本当に大丈夫かなという気持ちもありましたが、決算を読見込み保有し続けてよかったです。
信用売りは必要ない?ファンダ投資の成功要件と効果は?
今回、1年近く保有していました。長く保有することに全く躊躇なくできるスキルではまだないですが、今回うまくいって感じた、逆張りファンダ投資でうまく行くコツと効果は、
・複数の企業をよく調べて分散投資することで、大きく当たる銘柄が出てくる
・注目される前に買っておくと、注目されだしたときにはすでに結構な含み益が出ているのでとても安心して保有できること
・逆張り的な買い方もできると、頻繁な売買をすることがなくてムダな労力を減らすことができること
・信用売りは短期間なので、消耗する
です。
この利益のおかげで、ダメだった銘柄もいくつか処分できそうです 笑
よい銘柄は、長期保有していけるスキルを身につけていきます ^^