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年末に、中島みゆき「歌会Vol.1 劇場版」に行ってきた話
ファン歴40年以上の私が迎えた試練と感動
中学生の頃から40年以上の「筋金入り」のファンである私。これまで、ほぼ全てのコンサートツアーに行ったが、2020年のラストツアーでは、初めての落選。ようやく二度目の公演のチケットが取れたものの、コロナでちょうどその回から中止となってしまった。
二度の落選と劇場版への期待
今回の「歌会Vol.1」には、絶対行くつもりだったのに、またもや落選。こんなに落選したことは人生初で、本当にがっかりしていた。
それだけに、今回の「劇場版」はとても楽しみで、年末には必ず行こうと決めていた。
トーク収録と心に誓ったリベンジ
いつもみゆきさんのライブDVDや劇場版でも、ほとんどMC(トーク)の部分がカットされているので、それが今回はコンサートにいけてなかっただけにとても残念に思っていたけれど、なぜか今回はしゃべりの部分も少しだけではあるけど、収録されてて、とても嬉しかった!
でもやはり、コンサートに行けなかったことの無念さが蘇って、次回は絶対に行きたいと心に誓った。
4年ぶりのパワフルなステージ
4年ぶりとなるみゆきさんは、衰えるどころか、ますますパワフルになっていて、安心と勇気をもらえた。私たちファンのためにずいぶんサービスしてくれたんだなぁと随所に感じられて感動した。
セットリストの工夫と圧巻のメドレー
曲は、セットリストが出ていたので、わかっていたけど、なるべくしっかりとは頭に入れないようにして、新鮮な気持ちで見ることにした。
圧巻は、後半の夜会の曲のメドレーのところ。一曲歌うたびに、舞台から消えては出てくる、早着替えが続く。
すごいなぁとただただ見惚れてしまう。最後は、ぜぇぜぇ言いながら出てくるみゆきさんはとってもおちゃめ。
アンコールと夜会の魅力
アンコールの「野うさぎのように」では、みゆきさん舞台袖から走り出てくる&うさぎの踊りをする(夜会「リトル・トーキョー」の時の踊り)など、ドキドキしっぱなしだった。
今回のコンサートの名前が「歌会」である意味がわかった気がした。以前、「歌旅」というツアーがあったが、今回は旅(ツアー)ではなく、会(=夜会)という意味があったのではないかと。
コンサート派?夜会派?
夜会を見たことがなくても、ちょっと味わえますよという、ことなのかな〜。私は、何度か「夜会」も見に行ったけど、どちらかというとコンサートの方が好きだな。やはり、おしゃべりがない「夜会」はちょっと物足りなく感じてしまう。
エンドロールのメイキングで満足感アップ
そういう意味では、今回は「劇場版」ということで、コンサートのMCはほぼなかったけれど。エンドロールの後に、メイキング画像が流れて、本当に見応えのあるものだった。
DVD・CD発売への期待と未来への願い
2025年の3月にDVD(Blu-ray)とCDが発売されるとのことだが、いまから楽しみでしかない。
年末に、久しぶりに魂が震えた。この「歌会」がずっと続きますように…と心から願った。