お百度参りで気づいた、夢と人生の歩み方
はじめに
2022年から毎年参拝している石切神社。今年も1月11日に訪れ、恒例のお百度参りをしてきた。そこで感じたことや、夢を叶えるための大切な気づきについて、書きたいと思う。
石切神社とお百度参りの始まり
石切神社(石切劔箭神社)は、お百度参りで有名な場所。初めてお百度参りをしたのは、周りの人々を見て「やってみたい」と思ったのがきっかけだった。それ以来、年に一度の恒例行事となり、今年で4回目となった。
これまでは、ただクルクルと回るだけで、意味を深く考えず、速さを競うような感覚で行っていた。しかし今年は、違うアプローチを試みることにした。
100本の紐と人生の歩み
お百度参りでは「お百度ひも」というものをいただき、一周ごとにその紐を折って数える。今年は、その100本の紐を「100年の人生」と捉え、一周一周を一年に見立てて回った。
これまでは、ただ「早く紐を折り終わりたい」と思っていたが、今年は一本一本が愛おしく感じられ、逆に紐が減っていくことに切なさを覚えた。
一緒に行った夫とは20周近く差がついたが、実際の時間差はわずか10〜15分程度。どんなに急いでも、ゆっくり歩いても、結果には大差がないと気づいた。
人生のプロセスを味わうこと
お百度参りを通じて、「人生のプロセスこそが大切」という気づきを得た。私たちはつい、ゴールばかりを目指して急いでしまいがちだ。しかし、ゆっくりと歩きながら空を見上げたり、周りの風景を楽しんだりすることが、人生を豊かにするのではないだろうか。
現代では、こうした心の余裕を持つことが難しいかもしれない。だからこそ、年に一度こうしてお百度参りをして、人生の本質を思い出す時間を作るのは貴重だと感じた。
情報から離れる時間の大切さ
ついつい、四六時中スマホや音楽、YouTubeなどの情報に触れてしまいがちだが、「あえて何もしない時間」を持つことが大事だと改めて実感した。ながら作業ではなく、一つのことに集中すること。それは瞑想のようなもので、心を静め、幸せを感じるきっかけになるように思う。
石切神社の「夢守」と夢実現
石切神社には「夢守」というお守りがある。このお守りに出会ったときは、その名前に心がときめいた。今年もこの「夢守」を授かり、大きな夢を叶えたいと強く思っている。
お百度参りをしながら、夢や目標を思い浮かべ、その実現を祈ることで、夢へのエネルギーが強まるように感じた。私にとって、石切神社での時間は、単なる参拝を超えた特別な「夢実現の儀式」なのだ。
おわりに
石切神社での参拝を通じて、人生のペースを緩め、プロセスを楽しむことの大切さを再確認した。そして、夢を叶えるために必要なのは、心を静めて集中する時間と、自分の夢を大切にする姿勢だと感じた。
今年も「夢守」とともに、ゆっくりと着実に、大きな夢を叶える旅を続けていきたい。