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神様の世界史 第一話

今回からは
『神様の世界史』と題したシリーズを書いていこうと思います。

私は、学生時代、結構歴史が好きでした。
しかし、昨今の研究によると、なんだか私たちが学校で学んだ歴史というのは、
本当に起きた事が、忠実に書かれてはいないようですね。
どちらかというと、誰かが私たちに
「こう思ってもらいたい」という意図のもとに作られたものが
そこそこあるようです。
(もちろん、全部が全部ではないですけど)

それがどういうことかと言うと
先人が行ってきた行いに、泥を塗られたようなものだと思うんです。
一応、日本人である私としては、それがどうも悔しいといいますか
悲しいといいますか、、

私達が生きているこの世界で、
一体何が本当に起きたのか、、、。
すべてを知ることは、不可能であります。
でも、少しでもいいから本当のことを知りたいと思ったのが、
この『神様の世界史」を書いてみようと思った理由なんです。

うそ、偽りが多いこの人間社会で唯一信用できるのは、
神様から送られた”クルアーン”と、預言者さん(平安あれ)のお言葉だけ。

ということで、
この2つのソースから、実際に何が起きたのかを考えていこうというのが
この新しいシリーズでございます。
(パチパチ)

それでは、第一回目スタート。

『第1章 最初の創造物』

この壮大な歴史の始まりは
まだ何もないところから始まります。

始めの始め。
まだ空気もなく、水もなく、もちろん太陽だってありません。
時間というそんな概念もなかった時、唯一存在していたのは、神様だけでした。
これが神様の歴史の始まりです。
神様以前には何もなく、そして神様以後にも何もない。
そんな世界の幕開けです。

さて、何にもない時に唯一存在されていた神様。
そんな神様が、まず最初に何をお創りになったものとは、何でしょうか。

答えは、
神様がこれからずっといらっしゃる場所。
「玉座」と呼ばれるものをお創りになりました。
この神様がお座りになる玉座が、最初の創造物であり、なおかつ最大の創造物だそうです。
神様はこの後たくさんの物をお創りになっていくわけですが、
その全ての創造物の中で、この玉座が一番大きいと言うのですから、一体どのくらの大きさなのでしょう。

私たちが今住んでいる地球、とても大きいですよね。
海や川、たくさんの山々、息を呑むような美しい景色がたくさんあります。
一生かけても自分の足で、それらを見て回る事は出来ない大きさです。
そしてこの地球の中には、見たことも聞いたこともないような動植物がたくさん生息しています。
もちろん人間だって80億人近くも住んでいます。
80億もいる人間と他の生き物たち、そしてそれらの全ての衣食住を賄っていけるほどの資源を有している地球。
かなり大きいはずです。

しかし、その地球も太陽と比べれば小さな小さな存在になってしまいます。
太陽の中に、この地球を入れようと思えば、数十億もの地球を入れることが出来るそうです。
そしてそんな大きな大きな太陽よりも、さらに大きな恒星が宇宙にはまだまだたくさんあるというのですから、
宇宙ってどれだけ広いのでしょう。
「日本一、地球一、いや宇宙一!」
なんて子供同士が、凄さを競う時に使いそうな言葉ですが、
本当に宇宙以上に大きいものなんて、私たちの頭の中ではなかなか想像する事ができません。
と言うよりも、宇宙より上をいくものがあるなんて、思ったこともないのが普通だと思います。

しかし、預言者ムハンマドさん(平安あれ)によると、神様は7つの天というのをお創りになりました。
そして、私たちが知るこの宇宙というのは、なんと、その7つの天の最下位に当たるものらしいのです。
立ち位置が一番下にある、というだけではありません。
サイズ面においても、一番下。
最小存在というわけです。
この大宇宙が一番下にあって、それも最小であるなんて。
残りの6つの天って一体どれだけ大きいのか、気になるところです。

預言者さん(平安あれ)はこんなことをおっしゃいました。
「7つの天の、一つ一つの距離は500年である。」

つまり最下位の天から2番目の天に行くのに、500年もかかるということです。
距離に「年」という単位を使うところが面白いですね。
500年の距離と言っても、どんなスピードで500年かかるのかは分かりません。
人間の歩く速さかもしれないし、もしかしたら光のスピードかもしれません。
これは神様にしかもちろん分からないことです。
しかし、預言者さん(平安あれ)が、各々の天の差は500年と言ったのは確かです。
第2の天と第3番目の天の差も500年。
第3と第4の天の差もまたまた500年。
とどんどん続いて、第6番目の天と第7番目の天の差もやはり500年。

そして最高位である7番目の天の上に、アラビア語でクルシーと呼ばれるものがあります。
これは、最初の創造物である玉座(椅子)の脚部分に当たる物です。
階段部分と言ってもいいかもしれません。
どういう形をしているのかは全く分かりませんが、これがまた非常に大きいものだそうです。

預言者さん(平安あれ)によると
7つの天を全て合わせたものを、この玉座の脚部分(クルシー)と比べると、
7つの天すべては、砂漠に投げた指輪のような小ささなのだそうです。

地球上最大のサハラ砂漠、あそこに指輪を落としてしまったらどうでしょう。
探しだせると思いますか。
ちょっと厳しい感じがしますよね。
7つの天全て合わせたものが、指輪くらい小さい小さい存在であるというのですから驚きです。
一体玉座の脚部分(または階段部分)って、どれだけ巨大なのでしょう。

そして、そんな大きな大きな階段を持つ椅子、玉座本体は一体どんな大きさなのか。
ちょっと気になりますね。
なんと、玉座と比べたら、またもや脚部分は砂漠に投げられた指輪のようなものだそうです。
またしても、砂漠対指輪の関係。
玉座が砂漠で、脚部分が指輪位の大きさということですから、
もう人間の頭では、完全にギブアップなサイズであります。
そんな巨大な玉座が、神様の最初の創造物なのだそうです。

続きます。

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今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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