神様に愛されるとどうなっちゃうの?
神様は
「愛し愛されるお方(アルワッドゥード)」
である、ということを
前回は書いてみました。
今回はその続きになります。
神様の愛情やご慈悲は全ての人間に行き渡っています。
イスラム教徒であろうと、そうでなかろうと。
しかし、、、
やはり悪人と善人は同じではありません。
また
神様の定めたルールを守ろうとする人と、
そうでない人は同じではありません。
そして
神様の愛を求めて頑張る人と、怠慢な人とは同じではありません。
神様は公正なお方でありますから、
全ての人を同じように”愛する”とは
、、やはり、、いきません。
神様にも
「これこれこういう人が好きだ」
というのはあるんです。
神様は一体どういう人が好きなのか?
については、またいつか書いてみたいと思いますが、
今回は
神様が誰かのことを愛する時、、
、、どんな事が起こるか
について書いてみたいと思います。
神様が誰かを愛する時、神様は
天使たちにこう言うのだそうです。
「私は誰々が好きである(愛している)
故に、あなた達もその者を愛するように。」
すると
神様の命令には100%完璧に、忠実に従う天使たちは
その人を愛するようになります。
天使の数ってもの凄く多いのです。
空が天使達でギューギューなんだそうですよ。
その数多い天使たちに愛された後、どうなるか?
ナント!
地上にいる人たちが、その人を好きになるのだそうです。
神様に愛されると、天使に愛され
最終的には、周りの人に好かれるようになる、ということです。
では反対に
神様に愛されるよりも
まずは周りの人たちに好かれたい
愛されたい、尊敬されたいと思ったとしましょう。
その上、人々の愛情を得ようと頑張るあまり
神様の定めた決まりなんか、もう2の次3の次となるのであれば、、
このような人はどうなるか、、、と言うと
神様はその人をお嫌いになり
その結果、天使たちにも嫌われ
結局周りの人達からも嫌われるようになるそうです。
恐ろしい!
良いとこ無しですね。
ここで注目すべき点は
神様が誰かを特別に愛される時
その人の名前をはっきりとおっしゃること。
はっきりと
「誰々が好きである。誰々を愛している」
とその人の名前を天使達に告げるんです。
それって
すごくないですか?
天と地をお創りになったお方。
その間にある物、全てをお創りになったお方が
個人の名前を出して、
「私は丸々さんが好きである、愛している。」と
おっしゃるなんて、、、!
いつか私の名前も出てくるといいなあ、と思っちゃいますねえ。
それでは
神様に愛されている人の人生って一体どうなるのでしょうか。
神様はこうおっしゃっています。
神様に愛されるようになると
神様がその人の目になり、
耳になり、手になり、
足になるのだそうです。
これ、どういうことかと言いますと
神様が良しとするような物しか、見なくなり
神様が良しとしたものしか、聞かなくなり、
神様が良しとしたものしか、したくなり、
神様が良しとした所へしか、行きたくなくなる。
ということです。
毎日、毎日の生活の中で
全ての行動が神様視点で”良し”とされたものしか、しなくなるわけですよ。
これもすごいですよね。
毎日毎日の生活がそうなのですから、
その人の人生は、
神様が「よし、よし、いいぞ」と思ってくださる人生そのものであり、
すなわち
天国一直線、、、
ですよね。
これってものすごい事です。
「アルワッドゥード」な神様に愛されるよう努力をすることは
一生をかけるに値する行為である、と
思います。
この「アルワッドゥード」については、
次回も続きます。
今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
=========================
アマゾンから電子書籍発売中!(ペーパーブックも)
『神様に一番近い人の頭の中身』
レビューが、少しづつ増えてきています。
レビューを書いてくださった方々、本当にありがとうございました。
どんなレビューがあるのか少し紹介!
「会話形式なので分かりやすい」
「イスラム教徒が何を考えるのか分かるようになるので、
イスラム教徒と交流がある人におすすめ。」
そして、究極
「涙が出た。」
私も、このレビューを見て、涙が出ましたよ!(涙、涙)
「イスラム的現世の歩き方」
イスラム的な人生の処世術!
あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?
せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。