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アフターコロナで考えられる市場の動向
私がアフターコロナで短期的視点から単純に思う事を書かせて頂きます。写真は福岡の繁華街中洲です。福岡はアジアの玄関口でホテルを建てても建てても週末には空きが無いという街です。
ホテル業界は本当に痛かったと思います。コロナでインバウンドが無くなっただけでなく、テレワークが流行り、発展してしまいました。何割かの客は会議に参加する為に宿泊していたと思うからです。短期的には厳しい業界と様変わりしてしまいました。博多付近の土地売買の土地価格を押し上げていたのがホテル業界です。今年は博多駅付近は土地価格が下落するでしょう。
マンション業界は多分、堅調に推移します。駅付近の立地が良い土地を購入して、開発出来るなら、景気が後退しようが需要はあります。東京五輪延期が発表されたら、株式市場は不動産会社の株に買いが集まりました。これは東京五輪後の値下がりを市場があらわしていたので、延期により、短期的にはリスクが薄まったととれるんじゃないでしょうか。
物流業界は今まで以上に良いんじゃないでしょうか?倉庫や物流基地の仲介をしたいものです。
百貨店などの小売はネット通販がさらに盛り上がり、それに押されて、厳しいと思います。
不動産会社としての私が思う未来図はオフィスが自宅になって、テレワークになると思います。ですから、レジデンス系の需要は少しずつ高まっていくのかなぁと思います。