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経営学について私が想うこと
経営学には6つの専門分野があります。あくまでも分析された学問での事です。
1、経営戦略 企業の理念やそれを達成する為にどういうマーケットでどういうウリを持って競合と戦うのか?また、企業買収や提携などで達成までの道筋をたてる事
2、マーケティング 各事業で市場や顧客、競合を分析する事で、誰に対して付加価値を生み出していき、どうやって実現するか。4P〔商品、価格、販促、販路〕を組み合わせて立案すること。
3、アカウンティング 特定の期間中に事業が儲かったのか?資金繰りはどうなっているかを把握する事。それらの状況、要因を分析する事
4、ファイナンス 株式売却や社債発行、銀行融資など資金調達方法を検討し、一番良い方法で調達する事
5、人、組織論 企業は人の集まりであり、どのグループに分かれて、どういう役割を果たして、どんな責任権限を持つのか?そして人のモチベーションを保ち続けるように工夫しなければならない。
6、オペレーション 商品サービス提供の為に必要な機器や仕組み作りをすること。
これらを事前に考えておくことは大変大事な事です。私はこれに「未来への投資」を考えます。これらをまとめると、基本的なビジネスモデルが構築され、こんな方法が良いなとか応用が見えて来るわけです。そういう工夫アイディアに対して今は実らなくても投資をしておきます。ビジネスモデルを考える上でビジネスを単純化させるとビジネスの4要素になります。
1、ターゲット 誰に対して
2、バリュー どんな価値を
3、ケイパビリティ どうやって提供するのか「オペレーションやプロセス」
4、プロフィット 採算性
これらを考えて事業というのは組み立てていかなければなりません。事業化するにはあとは熱意が絶対必要です。諦めたら、負けた事になります。一個挑戦したら、必ず勝ってまた挑戦。そしてまた勝っての繰り返しになります。5回くらい勝ち続ければ勝ち癖がつき、6、7回目の挑戦のように2つ一緒に挑戦できるようになっていきます。どんどん挑戦の数も増えれば、負けが出てもそれは「未来への投資」になるわけです。
あ、これはクリスマスに撮った私の写真です。彼女と別れてたので、飲み屋に行きました(笑)話は経営学でなく、私はの経験からの経営を書かせてもらいます。
起業してすぐの絶対失敗出来ないという状態での挑戦は人を成長させます。これが出来ない二代目の社長とかはかわいそうだなと私は思います。この経験はお金では買えませんし、この経験をした経営者はある程度大きくなった企業の創業者がいる社長と話しが対等にできるようになると思います。これはあくまでも私の感覚です。
創業者の失敗が少ないのはこの経験があるからだと思います。経験ほど経営者の地頭をよくする事はありません。いわば、今取り組んでいるのに積極的に向かうのか?このあたりで退いておこうと降りるのか?タイミングは経営者の経験があれば、あるほど引き際がとても上手に私には見えます。たとえば、コロナの影響で九州の飲食業界では有名なロイヤルホストを展開しているロイヤルHDは下記のニュースを出しました。
ロイヤルホールディングス(HD)は14日、ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」など不採算の約70店舗を2021年度末までに閉店すると発表した。
4月の売上は対前年比42.1%だったようです。このように思い切った事で生き残りを賭ける。私はこのタイミングについてコメントしがたいですが、会社経営といった点ではステークホルダーや企業価値の事を考えると正解ではないかなと思います。ただ、従業員がかわいそうですよね。私だったら、転職先をお世話するもしくは今良い業種への転属を考えます。「未来への投資」を行ってきた企業だと、こんな事態の時にリスクヘッジができ、事業転換をはかれる企業になれると思います。また、私は今まで、本業を釣具から不動産そして飲食店また不動産と事業転換をスムーズに行ってきました。ですので、私はそういうフットワークの軽い、リスクヘッジをきちんと計算出来ている企業にしていきたいと思います。
最後はうちのお犬様が遊んでいる写真を載せておきます。