顔も本名も年齢も職場も知らないのに、結構仲良い友達っていう謎の関係
夢波サロンで運営、更新してるサロン公式note、今回はサロンオーナーの私、幸田夢波の担当です〜!
サロンでは3ヶ月を1クールとしてこのnoteを運営しており、今回は第6シーズン!テーマは「S(すこし)F(不思議)」でお送りしています。
私の前回のnote『大嫌いなあの人も99.9%自分と同じで、大好きなあの人とは0.1%しか変わらない不思議』では、遺伝子レベルで考えた時のSFな話をしてみましたが、今回は私が最近サロンで感じたSFです。
タイトルにも書いた通りなんですけど、サロンって結構不思議な場所なんですよね。私の現実世界は一つしかないはずなのに、ネットにももう一つの世界が広がってるなぁってなんか実感を伴って感じた話です。
最近忙しそう、生きてるかな、って思ってハッとした話
年末年始を乗り越えて、結構忙しかったぜ〜〜、なんなら今もちょっとヤバイぜ〜〜っていう人多いと思います。
私も年末はマジで忙しかったし、年始も色々溜まってることがあったせいでやっとここんとこ余裕出てきたな、って感じな毎日なのですが、
忙しい中でもサロン運営をしているディスコードっていうアプリは無意識に開いていて、ちょっと気持ち悪いかもしれないけど誰がオンラインで誰がオフラインなのかっていうのがパソコンだとすぐ目に飛び込んでくるのでいつも確認しちゃいます。
そうするとね、「あれ、よくディスコードで見かけるのに、最近あんまインしてないな??」っていうメンバーが年末年始はちょくちょくいるんですよ。
あと「この話題だったら絶対いつもすぐ食いついてくるのに、反応ないな、忙しいんかな?」みたいなことも結構ありました。
これを読んでくれてるサロンメンバーには「自分のことかな?」って思う人が何人かいると思います笑
そんでさ、不思議だな〜と思ったのは、リアルの生活であんまりそういうことを思うことがないのね。
私がフリーランスであんまりコミュニティに属してない友達いない奴だからかもしれないけど、リアル世界では「あの人最近忙しそうだな、大丈夫かな」ってことをあまり思わないのです。通う会社もないし、定期的に通ってるみたいなところはあんまりなくて…笑
だからこの感覚が結構不思議だったんですね。
オンラインサロンには会ったことがない方もいらっしゃるし、オーナーの私は管理画面見れば本名はわかるけど、見てるのはハンドルネームで登録してるディスコードばかりで、本名と違う名前で登録してる人も多いから。
年齢も聞いてない人もいるし、言われてもすぐ忘れちゃうし。笑
どんな仕事をしてるかはなんとなく知ってても会社名とか職場がどこか知らない人もいるし、結構サロンメンバーってよく考えたら謎多き人が多いわけですよ。
ネットで知り合ってやり取りしてるだけだからさ。
でも「忙しそうだな?」「大丈夫かな?」って思うくらいには仲良しなわけ。
一緒に進行してる企画とかやってると「一緒に物を作ってる仲間」って言う気持ちにまでなってくる。
ディスコードでも見かけない上にTwitterも呟いてなかったりとかすると「生きてる????大丈夫か?????確か一人暮らしだよな…」みたいなことも思ったりするわけ。
そんなことをリアルの友達にはあまり思わない。だってリアルな友達はどんなに頻度が多くても会うのは月1とかだから。
そう思うとサロンって面白いな〜ってまた思ったわけです。不思議な空間だ。
仲良くなるのに必要な情報は意外と少ない
そんなことを考えていたら、「あれ?友達として仲良くなるのに必要な情報って意外と少ないのかな?」なんて思い始めたわけです。
ディスコードに書き込まれる文章を見るだけで大体どういう性格なのかもわかります。最近サロンに遊びにきてくれた新メンバーさんたちは一人一人にしっかりメンションして自分の話をしてくれる人が多くて、丁寧な方がおおいなぁって思うし、自分の悩んでることを相談してくれる文章を読むと、「この人状況整理と言語化めっちゃうまじゃん」とか思うし、会話に毎回可愛いスタンプつけてリアクションしてくれたりとか、チャットだけのコミュニケーションでも性格って出るんですよね。
それにプラスして、声優目指してる〜とか、好きなゲームが同じ〜とか、今日寒いからあったかくしてね〜とか、そんな会話でも、「あ、もう仲良くなったわ」って思えるから、やっぱ仲良くなるのってそんなに情報必要ないんだなと思います。
プロフィールとかエントリーシートとかでは名前、生年月日、経歴…みたいなのいっぱい書いたりするけどさ、そんなん実は全部記号でしかなくて、正直必要な情報じゃないんじゃない?って思う。
そういうのを簡単に飛び越えさせてくれたインターネットってやっぱすごいよなーと、なんかそんなことを思いました。
サロンメンバーだからこそ、私自身も割とだらしない自分の素のままで接することができるところがあるのです。
あんまりコミュ力には自信がないけど、こんなに簡単な温度感みたいなもので人って仲良くなれんだなーっていうのがサロンを運営してみての感想で、年末年始を超えてさらに改めてそんなことを思っておりました。
サロンオーナーって感じのキャラでもないんだけど、運営してると新しい発見が多くて楽しいです。今年もさらに仲良く、楽しいことやっていこうね!
おしまい。