成長しなけりゃ主人公じゃない
サロンメンバーきくちです。
今回はちょっと趣向を変えて敬語抜きで行こうかと。
たまにはそういう回があっても良いよね?
ああ、これを書いてる今は深夜で、深夜のテンションで書いているから、これから読むあなたも深夜のテンションで読んでもらえたらありがたいね!
人生における主人公はだれ?
主人公とは。
Web で辞書を引くとこう書いてる。
しゅじん‐こう【主人公】
事件や小説・劇などの中心人物。ヒーローまたはヒロイン。「悲劇の主人公」
━━ デジタル大辞泉より
まあ、おそらく想像通りの意味だったと思う。
主人公とは、あくまで作品・物語を盛り上げるために、その中心にいる人物だ。物語は主人公を中心に回っている。
主人公と呼べる人物が複数いる場合もあるけれど、今回はそういうケースは考えない。一般的には主人公は一人だからだ。
さて、物語はフィクションで架空のものだけど、リアルなこの世界においての主人公は誰になるだろう?
総理大臣?
大統領?
それとも天皇?
いやいや、人生における主人公は、他ならぬあなた自身だ。
ただしこれには注釈がつく。
あなた自身が主人公なのは、あなたの人生だけ。
つまり、人の数だけ人生があって、人の数だけ主人公がいるってわけ。
主人公が主人公足りうる条件
一度話を物語(フィクション)に戻そう。
物語は主人公を中心に回っていると僕は書いた。
何事も起こらない物語ほどつまらないものはないよね?
何らかのきっかけで事件が起き、それを解決するために物語は動き出す。
周りには事件にかかわる人物がいて、主人公との関係性も経過とともに変わっていく。
大事なところはここで、主人公が成長するということ。
その事件は解決するのが難しいかもしれない。
最初は失敗するかもしれない。
誰か人の手を借りることもあるかもしれない。
知恵を絞って、ギリギリのところで切り抜けようとするかもしれない。
結果、事件が終わる頃には、その経験によって人として成長している。
次に同じような事件が起こったとしても、今回よりはうまく解決できるに違いない。
だけど物語はかんたんに解決できる事件を起こしてはくれない。
なぜって?
もちろん、かんたんに解決してくれちゃ面白くもなんともないからだ。
成長した主人公に合わせて、より解決が難しい事件を起こしてくる。
そうやって物語は回っていく。
悟空がいくらピッコロ大魔王を倒しても、次にはベジータが襲ってくるし、ベジータに勝ってもフリーザが出てくる。そういうことだ。
主人公であり続けるために
フィクションである物語は一定の区切りで完結するけれど、リアルな人生は死ぬまで続くもの。
あなたはあなたの人生が終わるまでずっと主人公ってことなんだよね。
物語みたいにそうそう事件は起きるものじゃないって?
確かに短いスパンで見るとそうかもしれないけど、人生という物語は何十年と続いていくよね。
それで言うと、頻度はそう高くなくても、回数的には結構多くなってくるんじゃないかな?
そして事件と遭遇して、解決するたびに、それは経験として身についていく。
その経験を糧に、さらなる事件に立ち向かっていった方が、充実した人生を送れそうじゃない?
年齢なんて関係ない。
人はいつだって成長できる素質を持ってる。
つらいときには逃げたって良いし、かかわる事件を選んだって良い(強制的に発生する事件もあったりするけれど)。
ただ、成長を止めてしまったら、人生はそこで終わりな気がするんだよね。
せっかく生まれてきた命なら、「悪くない人生だった」って思って終わりたいじゃない?
最終的には自分次第
もちろん、あなたの人生はあなたのものだし、自由にしてくれて構わない。
僕にあなたの人生をコントロールする権利はないし、もし何かの間違いで権利が与えられたとしても、コントロールする気はない。
僕は僕の人生の主人公であると同時に、あなたの人生の脇役だ。
僕は僕で自分の人生を充実させるべく日々戦っているし、こんな深夜のテンションで書いた文章でも、読んでくれたあなたが何らかの感情を抱いてくれたなら、僕にとってそれ以上に幸せなことはないよ。
そうそう。
僕は元々文章を書くのが苦手で、このサロン note を書く順番が回ってくるたびにいつもウンウン悩んでたんだ。
どうしても書くことが思いつかなくって、他の方に代わりに書いてもらったときもあったっけ。
でもこうして一時間半ほどで一つの記事を書けるようになって、これも成長だなって思ってる。
当初は一週間考えても考えてもちっとも筆が進まなかったのに!
この第9シーズンのテーマが「成長」だからそれに合わせて書いたけど、書いてみて改めて、成長って良いなって思ったね。
これからの人生も、まだまだ成長していきたい!!
ねえ、あなたはこれからどんな人生にする?
テキスト・編集:きくちかずとし
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