自分がオンライン大会するときによく使ってる無料ツール
はじめに
私はGuiltyGearシリーズのオンライン大会を8年、合計400回以上開催している夢際ハタケ(@yumegiwahatake)と申します。
最近、気軽にオンライン大会が開ける一方各種告知画像やクオリティがあがり「オンライン大会はハードルが高い!」という声も聞くようになりました。
また、「夢際さんの告知画像や配信画面みたいにクオリティ高くできない!」みたいな声も聞き、私的には「全部無料で知識0でやっているのでもそう見えるのか…」とちょっとびっくりしました。
そんな誰でもできることでオンライン大会の開催を断念してもらいたくないので私が普段どんなツールを使っているかまとめてみました。
格闘ゲームにかかわらず、これからオンラインでイベントを開いてみようという人は参考にしてみてください。
①トーナメント表作成系
・Tonamel
いわずと知れたオンライントーナメントツール。
アカウントの登録が必要ですが、日本語で一番わかりやすいトーナメントツールと言えます。
また、シングル、ダブルイリミ、リーグ、スイスドロー形式等開催できる大会形式も非常に多いです。
重い大会を開くと少し足りなくなってくる部分もありますが、まずはTonamelで開催することをお勧めします。
・無料のトーナメント作成ツール
シンプルイズベストのトーナメント作成ツール。
エントリー機能がないため、エントリーは別のシステムを用意する必要がありますが、その場でシンプルでトーナメントを作るにはこれより最適なものはおそらくありません。
日曜から夜更かし初期はブログのコメント欄でエントリーを受付、その後にこのトーナメント表に反映をさせていました。
▼エントリーブログ
https://yumegiwa0079.hatenadiary.org/entry/20180928/1538154814
②画像作成系
・PSDの編集までできちゃう無料の画像編集ツール「photopea」
PSDデータを編集したり、なんなりできる無料のWebツール。
包み隠さずいえば無料版簡易フォトショップです。
私の大会関連の画像はほぼすべてこちらで作成してます。
日本語フォントが弱い、フォトショップ本物に慣れていると足りない機能やツールの名称や場所が違うなどの難点がありますが、基本これがあれば困るということはないと思います。
・背景を簡単に切り抜ける「Adobe Express」
https://new.express.adobe.com/
こちらはAdobe公式の無料ツール。
Topから「背景削除」を選んで画像をアップするだけでスクリーンショットなどの背景をカットできる優れもの。
こちらでそのまま編集することもできるのですが、こっちはpsdファイルを読み込むことができません。
ただ、日本語フォントが多かったり、テンプレートが豊富だったりとPhotopea より優れている部分もあるので2つをバランスよく使えると画像編集が捗ります。
一応、AdobeExpressに課金するとほぼPhotoshopになるのですが、今回は無料ツール紹介ということで割愛。
・画像のノイズ消し「waifu2」
用意した画像の解像度が低くてちょっと使いづらい…
そういう時はこちらのサイトを使用しています。
こちらは画像をアップロードするとアップした画像のノイズを削除してくれるサイト。
完璧とは言えませんが、ちょっとマシになります。
「もう少し画質よくならないかな?」「もう少し拡大して使いたいからノイズ消したい」となった場合に使用します。
ただ元の画像が解像度高すぎるとうまく使えないので注意。
waifu2の詳細はこちらから
https://vanceai.com/ja/posts/waifu2x-tools-review-ja/
・デザインについて
いうてどんなにツールがあってもデザインについては素人。
どうすればいいの?という場合、最近はデザイン系のSNSクリエイターも多くいるのでそちらを参考にするのがおすすめです。
↓自分がよく参考にしている方
③大会進行形
ここでは大会進行関連でこまめに使えるものを紹介していきます。
・スプレッドシート
トーナメント進行は基本的にTonamelのチャットで行います。
その際に送る文章は基本全てテンプレートです。(↑は実際に大会運営で使っているものです)
そのテンプレートをまとめるのにスプレッドシートを使用しています。
「スプレッドシートは表計算用のツールだろ!」
とどこからかお怒りの声が聞こえてきた気がしますが、1つのテンプレートをセルに書き込んで置き、ワンクリックで選んでコピペできるのでスプレッドシートのほうがテンプレートをまとめるには適していると個人的には感じます。
・Top8結果発表のやつ
GGSTで結果発表するときに使っているサイト。
これを使えば気軽に素早くTop8発表画像を作成できます。
https://www.top8er.com/GuiltyGearStrive
URLを開いて「Other game」のタブを押せばほかのゲームに切り替えることができるので、大会運営で手軽に結果発表を作りたい方におすすめです。
④配信/レイアウト系
・スコマドとスコラボ
OBS等でVtuberのような配信画面や機能を使用したい!となった際に使えるのがスコマドとスコラボです。
スコマドが配信に使える画像素材をまとめているサイト。
スコラボはスコマドでDLした素材を編集し、一つにまとめ、配信画面を作成できるサイトです。
日曜から夜更かしでは以下の画像の部分をスコマドとスコラボを使用しています。
有料素材もあるため、クオリティをどんどんあげることができます。
1から探すのが大変だな…というときはまずスコラボをのぞいてみるといいでしょう。
▼スコマド
・対戦画面オーバーレイ「格闘ゲーム配信用スコアボード「YMSB」」
大会を開くとなると表示したいのが「スコアボード」や対戦画面のオーバーレイ。
1からつくるのはよくわかない…
そんな時はYMSBがおすすめ!
https://oreshufu.com/ymsb
最近の格闘ゲームほぼすべてのスコアボードを網羅。
シングル戦からチーム戦までなんでもOKです。
OBSさえ使えれば基本的に詰まることなく使用できます。
10先などでも使えるので「画面をとりあえず大会っぽくしたい!」って方にまじでおすすめです。
⑤アーカイブアップ系
・Twitch
なんでTwitchかって?
ダイジェスト機能が楽だからだよ!
ダイジェスト画面はいわゆる簡易動画編集機能。
Twitchで配信し、アーカイブ保存したものを切ったはったできるわけです。
youtubeと連携すれば切り取った動画をそのままエクスポートできます。
つまり、切り抜き動画を動画編集ソフトなしで手軽にyoutubeにアップできちゃうわけです。
しかも画質やFPSは配信据え置き。マジで楽です。
私の大会の切り抜きは全部このやり方で切り抜いてyoutubeにアップしてます。
・gigaファイル便
いわずと知れたファイル転送サービス。
私の大型大会の場合はほかの人に配信をしてもらい、そのアーカイブをギガファイル便にアップしてもらい、そこからDLして動画編集としてます。
・圧縮パンダ「TinyPNG」
youtubeでサムネイル画像をいざアップしよう!となった際に容量オーバーでアップできない時があります。
そういったときは画像を圧縮することで容量を小さくします。
その際に簡単に圧縮してくれるのは圧縮パンダこと「TinyPNG」です。
これは容量が大きい画像をドラッグアンドドロップするだけで簡単に画像圧縮。
元の画像にもよりますが50%~80%ほど容量を圧縮してくれます。
お手軽画像圧縮ツールとしてオススメです。
⑥Vtuber系
最近、配信画面に3Dアバターを表示し、バ美肉おじさんしている私ですが、全部無料でできます。
ただし、少しPCスペックの要求は高くなるのでそこだけはご了承ください。
・VRoidStuio
オリジナル3Dアバターを作れる無料ソフト。
ソウルキャリバーのキャラクリみたいなノリで作れるので3D初心者でも簡単に作れます。
また、衣装もBOOTHで無料から有料まで様々あるため、オシャレもし放題。
マジで沼ります。
ただ、最近Twitchは露出について厳しいのであまりセクシーすぎるのを配信画面にダストBANされる可能性があるので注意が必要です。
・VSeeFace
VRoid自体は実はVRChatというVR空間ゲーム(?)向けのアバターを作るのが主なソフトなのですが、「VSeeFace」を使えば「VRoidStuio」で作ったアバターを簡単に配信に載せることができます。
↑この記事を読めば簡単にVRoidStuioで作ったものを配信に載せられます。
バ美肉に興味あるかたは是非使ってみてくださいね。