
1124推し生日直播事件
事件なんてたいそうなタイトルつけましたけどね、これは事件ですよ。
簡潔に言うと推しがお誕生日ライブ放送で私の手紙を読んでくれまして。
しかも全文を音読してくれたんですよ。あんな汚い字の翻訳機そのままコピペしたみたいな文章を。
しかも2万人が見ている生放送で…アーカイブも残るのに…
遡ること10月後半、推しを推し始めてから2年半くらい経ちましたが今まで一度も推しに手紙を書いたことがなかったので、今年こそは!と準備を始めました。
推しへ手紙を送ることができるのは空港の出待ちで運が良ければ手渡しか、年に一度の誕生日だけ。
微博で今年もプレゼントと手紙の受付を開始しますよーとのアナウンスを見てすぐに海外から手紙を送れますか!と連絡。
プレゼントも送ろうか考えたのですが、正直プレゼントって向こうが本当に欲しいかもわからない物を押し付ける形になったら嫌だなと思ったので、一番気持ちをダイレクトに伝えられる手紙にしました。
海外からでも可能です!との返信をもらったのでバースデーカードを買いにサンリオショップへ。
推しが以前、キティちゃんのピンクのスニーカーをかわいいでしょ!と自慢していたのを思い出したので、サンリオショップにある一番豪華なキティちゃんのバースデーカードを買いました。ボタンを押したら音が鳴るやつ。
翻訳機と睨めっこしながら書いた手紙。あとは発送するだけ!だったのですが、宅配を使ってねーとの連絡が。
中国の宅配って住所と電話番号だけで発送できるシステムらしいです。
宅配のシステムは中国内にしか無くて…と返信したらじゃあ手紙の文面の画像送ってくれたらこっちで印刷するよ!とのこと。
そんなんとんでもない。こっちは気合い入れて1300円もするキティちゃんのカード準備してんのよ。
どうしても国際発送したいんですと泣きついたら特別に発送先を教えてくれました。ありがたや。
即EMSで送るぞー!と意気込んで郵便局に駆け込んだのですが、コロナの影響なのかEMSの発送手続きが死ぬほどめんどくさくなってて死にました。
2年前に韓国の友達に手紙を出した時、日本国内と同じくらいのノリと料金でなーんだ!と思った記憶があったのに…
なんやかんやあって無事に発送。送料2400円。1週間せずに到着するとのこと。
追跡番号もあったのに日常生活が忙しくて全然チェックできず、そういえばどうなったのかなーなんて呑気に過ごしてました。
そしてついに11月24日、生放送中ふいに聞こえた「日本北海道…」という推しの声に聞き間違いか???と思った瞬間見覚えのあるピンクの封筒が登場。
そこからの記憶がありません本当に。
最近気付いたのですが、こういう信じられないイベントが起きた時の私は泣いたり叫んだりもせず、ただ思考が止まってしまうんですね。そして数日後に急に泣きたくなる。
感情の整理が全く追いつかんのです。現実なのか夢なのかもわからない。このnoteを書いててもまだちゃんと理解できてない気がします。
いつも画面の向こうにいる推しに私の気持ちが直接伝えられたんだなーと思うと不思議な感覚です。
EMS発送手続きを手伝ってくれた母、私よりびっくりしてくれた妹、たくさんおめでとうと言ってくれたフォロワー、希希の言葉を完璧な日本語で通訳してくれたフォロワー、読んだ3通の中の1通に私の手紙を選んでくれたスタッフ、手紙を読んで返事をしてくれた推し、みんな本当にありがとう。
私の手紙を読んだ推しのコメント(フォロワーさんが翻訳してくれたもの)を載せてこの話は終わります。
「日本の北海道から、とっても遠いところから送ってくれました。きっと可愛らしいお嬢さんだね」
「君これどうやって送ってくれたの?すごいなあ、ありがとう!僕たち早くお会いしたいですね。元気で過ごしてね!」
幸せなオタクだね、私は