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熊本県に本社のある「KMバイオロジクス株式会社」は明治ホールディングスの子会社【製薬】化学及血清療法研究所(通称:化血研)


ワクチン不正製造…出荷停止問題…
2015年 化血研は厚生労働省/農林水産省から業務停止命令や販売自粛を何度も受けていた

日本脳炎ワクチン(写真は化血研時代の製品)

製造する製品は国内シェア最大
「シングルサプライ製品」

国内では1社のみが製造
他社では製造してない
(代替製品がない)

社名の「KMバイオロジクス」は、“熊本・明治グループ”に由来する

「KMバイオロジクス」はグローバルかつバイオテクノロジー領域に特化した企業

2017年 明治ホールディングス、明治グループの製薬事業を強化する株式譲渡、新生児マススクリーニング事業譲渡

2018年 熊本県・熊本県企業銀行らが出資する新会社「KMバイオロジクス」に事業譲渡、従業員を移籍

まとめると・・・

2017年 化血研を明治グループに譲渡
2018年 明治ホールディングス連結子会社KMバイオロジクス発足
熊本地震でB型肝炎ワクチン製造が遅れ、出荷停止
2020年 「新生児スクリーニングセンター」
2021年 動物薬事業による準備会社となるKMAH株式会社を設立
2022年 明治アニマルヘルスへ

新生児マススクリーニング検査
新生児スクリーニングセンターでは、
化血研時代の昭和52年から新生児マススクリーニングを受託し、39年間で300万人を超える新生児の検査を行ってきた

現在は熊本県、熊本市、福岡県、福岡市、北九州市、佐賀県の6自治体より、合わせて年間約7万人の検査を委託されている

主要事業
ヒト用ワクチン、動物用ワクチンの研究・開発・製造・供給

日本市場を独占する特定疾患に対する治療薬「オーファンドラッグ」の指定を受けている商品多数

主なシングルサプライ製品:ヒト用のマムシ、ハブといった蛇毒の抗毒素、A型肝炎ワクチン、並びに動物用の炭疽症ワクチン


ヒト用A型肝炎ワクチンは日本唯一の製造メーカー
接種を推奨するA型ワクチン
米国の国立霊長類研究センターでは、さまざまな種類のサルを用いた実験が進められている
副反応に重篤なものはなかった・・・信じていいのかな
海外では混交されているのか、むしろ実験ではないのか

元々エイズは、アフリカミドリザルから人に感染し、それが世界中に拡がった。従ってエイズ発祥の地は中央アフリカという説が米国防総省の意図のもと世界中に流布された

テュレーン大学

テュレーン国立霊長類研究センターの2匹のアフリカミドリザルが重度の肺疾患を発症し、ヒト以外の霊長類で新型コロナウイルスによる重症疾患を発症した初症例となった

https://answers.ten-navi.com/pharmanews/8033/
日本脳炎ワクチン「エンセバック」で新たな不正製造が見つかったと発表

製薬企業が監督官庁である厚労省の処分通知に反論するのは極めて異例

アステラスとの事業譲渡交渉も打ち切りとなり、厚労省が求めていた化血研の解体は振り出しに戻った

互いに対する不満や不信感が高まっており、両社の対立は深まるばかりという構図だが、そもそも厚生省との茶番との見方もある

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