悔いはない、あるのは寂しさ
こんばんは、星空夢歩くです。
本日、最終出社でした。
・・・意外と泣きませんでした。
ただ、一つ一つの作業が、終わるごとに
『ああ、もうこの作業することないんだな・・・』となりました。
未だに実感がないです。
ただ長期間の休みに入ったんじゃないかと、また、あの場所に出勤するんじゃないかと、そんなことばかり考えてしまいます。
『寂しいです』
『今までありがとうございました』
『次の職場でも頑張ってね』
そんな数々のあたたかい言葉をいただいたのにも関わらず、まだ、自分はあの会社で働くような気がしてしまう。
本当に、良い人たちに恵まれたなと思っています。
最後に皆様にちょっとしたプレゼントを渡したのですが、それをはるかにこえる素敵なプレゼントを沢山いただき、その結果、行きしなより帰りの方が大荷物になるという予想外な事がありました。
色紙までご用意して頂いて・・・なんか、もう
ああ、この職場で働くことが出来てよかったなって
最終的に辞めるという選択はしましたが、ここまでこの職場で働くことが出来てよかったなと、そう思いました。本当に。
職場の環境がね、人間関係以外の環境がね・・・それさえなければ、私はきっと今の職場にまだ居続けたのではないかと、そう、思います。
前の職場は、お金はあっても環境が悪すぎて、休日ただ死んだように眠る毎日を送っていました。給料日がきても、何も買いに行く元気がなく、なにも欲しい物もなく、なにもしたくない、ただ、ひたすら眠りたい。そんな風に思ってしまう場所でした。寝ても疲れが取れず、起きても何もすることが出来ず、結局また寝て、夕方過ぎに寝すぎて頭が痛くなって起きて、また明日出勤しなければいけない事に絶望する・・・・・といった生活を送っていました。良い人が居なかったわけではありません。同期はとっても良い子だったし、今でもその人たちに出会えたことだけは感謝しています。良い上司もいました。それでも、それでも、自分にとって心身共にストレスがかかる事の方が多すぎました。最後の方は、このままでは私はいつか人を殺してしまう、そして自分も死んでしまうと思い、それだけは避けなければいけないと、逃げるように辞めてしまいました。
次のあてもないまま辞めて、新卒でせっかく入ったのに、逃げてしまった、辞めてしまった事実を受け入れられなくて、辞めて1か月は本当になんで自分のような価値のない人間が生きているのだろう・・・とばかり考えてしまいました。けれど、死ぬ勇気も、自殺を決行する元気すらもありませんでした。
辞めて2か月後、ようやく身体が動かせるようになりました。それと同時にこの状態をなんとかしないと、今の自分がもっと嫌になり、『誰かを殺さない、自分を殺さないため』を理由に辞めたのが本末転倒になってしまうと思いました。まだ完全に回復した訳ではありませんが、何もしない事の方が自分にとって悪い方向へ行くと思い、なんとか身体を動かし、運よく今の仕事に就くことが出来ました。
それでも、不安は消えませんでした。また、すぐに辞めたくなってしまったらどうしよう。また、心がダメになってしまったらどうしよう。こんなにも早くに新卒ブランドを捨てた自分が、次、本当にうまくやれるのだろうか、そんな思いでいっぱいでした。
・・・けれど、大丈夫でした。新卒ブランドを僅か7か月で捨てた自分は、今日まで3年半、今の仕事を続けていました。そして、次は心身ともにあの頃よりずっと健康な状態で次へ進むことができました。一度も仕事で泣きませんでした。ダメになりませんでした。
過去のわたしにもし会えるのなら言いたい
君の選択は間違っていなかった。君がダメなのではなく、たまたまあの会社との相性が悪かっただけだよと。
・・・ここまで書いてちょっと寂しくなりました。
とにかくこの休み期間は有意義に過ごしたいです。
お疲れ様、自分
以上、星空夢歩くでした。
明日、何時に起きようかな。