【ごんぎつね】日本昔話 3 ゆめある(童謡・手遊び・動く絵本) 2016年2月5日 17:22 みんな知ってる日本昔話 「ごんぎつね」の動く絵本! 親子で楽しもう![本文]むかしむかしの おはなしです。あるところに、ひとりぼっちの こぎつねが いました。なまえを ごん といいました。あるひのこと、ひょうじゅう という わかものがかわに あみを しかけているのを みつけました。かわのなかに きらりと ひかるものが あります。「うなぎが かかっている!」ごんは いたずらしたくて うずうず しました。ひょうじゅうが うしろを むいたすきに、えいやっ、と、うなぎを ぜんぶ にがしてしまいます。ごんは にげました。ひょうじゅうが、おいかけてくると おもったからです。でも、「びょうきの おっかさんに あげる うなぎだったのに」ひょうじゅうは ないていました。「なんだって?」いつもは たのしい いたずらが、きょうは ぜんぜん たのしく なくなりました。しばらくして、ひょうじゅうの おっかさんが しんだと ききました。「ひょうじゅうも、おいらと おんなじ、ひとりぼっちに なったのか」ごんの むねは しくしく いたみました。「あんないたずら、しなきゃよかったなあ」ごんは やまで くりを ひろい、ひょうじゅうの いえへ とどけました。だれにも きづかれないように こっそりと うらぐちに おいてかえりました。つぎのひも、そのつぎのひも、ごんは くりを とどけます。ときには、おおきな まつたけも つんで いきました。そんなあるひ、ごんは、ひょうじゅうに みつかってしまいました。「あいつは、うなぎを だいなしにした、ごんぎつねだな」ひょうじゅうは てっぽうを かまえました。「きっと また いたずらをしに きたのに ちがいない」ひょうじゅうは どん、と てっぽうを うちました。ごんは ばたりと たおれます。ごんの かかえていた くりが、ばらばらと じめんに ころがりました。ひょうじゅうは びっくりして さけびました。「ごん、おまえだったのか。いつも くりを くれたのは」ごんは ぐったりしながら うなずきます。ごんの あしからは、まっかな ちが ながれていました。子供向けのアプリ・手遊びがいっぱい!ゆめあるhttp://www.yumearu-ehon.com/ いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #絵本 #昔話 3