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変なYes

無事終焉。ライブを破壊しました。気になる方は是非ご覧ください。

このミニ単独ライブに違和感を覚えた人は多かったのではないでしょうか。分裂する二人のYes!アキト、会場から誰も居なくなる瞬間、柔道、ヒガ2000、チキンバー。どこを切り取っても違和感しかなく、あまりにも不可解な内容、観客は恐怖のどん底にたたき落とされた。この存在をしらなかったあなたは、すぐにでも行動を起こしてほしい。そして、この違和感を感じ取ってほしい。

変なYes!を通じて考えたことは、Yes!アキトとはなんなのか、ということ。もしかしたら存在しないのかも知れない。存在しない物をみんながあると思い込んで居るのかもしてない。もしくはものすごくたくさん存在しているのかも知れない。それぐらいYes!アキトという存在は不安定で、不定形なのだと感じた。諸行無常のYes!アキトを全員が追いかけて、定義づけて、その定義から逃げるように移動してしまうYes!アキトをみなさんで思案していただきたい。Yes!アキトがYes!アキトでなくなったり、またYes!アキトだったものがYes!アキトに変化していく。同時並行する世界のYes!アキトになったりもするので、それを映像で確認してほしい。

あとびっくりするぐらいライブ初心者にやさしい作りになってるので安心してほしい。それだけは安心してみてほしい。やたらハードルが高いように感じられるかも知れないが、ものすごくライブ初めてきたひとが楽しめるものになっている。でんぱ組.incの最上もが推しもきて楽しかったとチェキを撮って帰って行った。でんぱ組.incオタクがすっと入れる内容。なんならアイマスのオタクも来て楽しんでいった。アイマスのオタクも楽しめる。あきらかにフライヤーで上げすぎたハードルをしっかりとクリアしている。そしておそらくフライヤーのイメージで変な家を履修しなければならないのだろうか、とおもう人も安心してほしい。観客の大半は変な家を見たことがないと言っていた。そして出演者もほぼ見ていないといっていた。じゃあこの文章を書いているYes!アキトはちゃんと見たのかと思うが、あんまりちゃんとは履修してない。コレが恐ろしい。

断っておくとオモコロの記事は読んだ。映画は未履修である。記事を読んだ記憶によると、家の間取りに『謎の空間』があるくだりが載っていた。今回のミニ単独ライブでは単独ライブとしての「謎の空間」をふんだんに盛り込んだ作りとなっている。元ネタの記事が面白いので読んでください。

変な家で興味を持った皆様には甚だ失礼だし、見て『裏切られた!』となってもアレなので断っておく。ナイフを投げないでください。

そう言ったわけで今後も不定期ではあるがこういうライブをやることはある。その際は覚えておいてほしいのだが、Yes!アキトの持ってくる題材は本当に排他的になったりする瞬間があるが、とんでもなく初心者に優しい作りにしている。『ミッドサマー』や『花笠まつり』、「でんぱ組.inc」を元ネタにしたライブのフライヤーをよく作ってはいるが、中身はとんでもないホスピタリティにあふれている。常連からしたら説明しすぎだろ!といわれるほどだ。

ここで思う。おそらく俺は広報の仕方を思い切り間違っている。もっと普遍的な題材のフライヤーにすればお客さんの敷居も低くなっていきやすくなるところをこういうやり方をしてしまう。なぜなんだろう。

これはおそらく・・・

きっと・・・

なぜなんだろう?????
自分でもよく分かってない部分である。敷居を高くしてくぐり抜けた人に丁寧にお笑いを見せている。どうしてなんだろうか。不思議で仕方がない。敷居を高くして乱暴なお笑いを見せるか、敷居を低くして丁寧に見せるかだろう。モジモジくんぐらいハードルが高い。あとこのモジモジくんっていう例え自体のハードルが高い。まあでも丁寧に見せてるっていっても平気で3回くらい『精子』とか言ってるしなあ。厳密に言うと丁寧に『精子』って言いました。でもこれがとんでもなく楽しい。他にも悪いことを共有しているかのような秘匿性。これをみんな心の底から楽しんでいる。正直不安な人も一回配信で見てみたらきっとわかるだろう。盗み見するような気持ちで配信を見てもらえたら共犯関係になれるぞ。

■個人的に見てほしいところ■
観客のお兄さんと意思疎通できたところ(これが精子)
新ギャグで一回だけはっきりとした無風(これがガチの新ギャグをやってる恐ろしいところ)
輸血さんの正体が分かるシーン(ラスト)
マジで面白いヒガさんの1本ネタ
チキンバー

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