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川崎はアイドルだらけ

ダブルパチンコ🎰🎰

今回は遠路はるばる川崎に足を運んだ。着いたとたん鼻腔をくすぐる副流煙に心が躍る。

仕事の空気的に遠方の旅行を入れるとかなり直前にデカワーク入るので、好んで在来線で行ける土地がラブい。関東圏はいっぱい電車が走ってて知らない路線で他の国の言語みたいに聞いたことない駅名のぜんっぜん知らない土地に行ってるにも関わらず、行けば見たことあるような街並みなので笑っちゃう。沖縄とか東北とか気候が明らかに異なる場所は街並みも異なるのに。関東圏であれば大体一緒で面白い。だから多分、風土がツボなのだ。風土が出てきたら高橋英樹さんぐらい大笑いしている。今年のKOCは風土が仕上がってるらしい。倉持由香さんの結婚相手としても有名。

若干俺

川崎までは死ぬほど混んでる在来線で向かったのだが、ボックス席の対面にはゴスロリでキャラクターをギラギラさせた、いわゆる地雷ファッションの超細身女性が座っていた。対面の俺のスペースを若干占領しながら足をベーコンエピみたいに組んでいた。いちばん何もない駅で降りて行った。川崎にいるあいだもそういう服装の女性をたくさんみたので、この辺にそういう制服の学校があるのかもしれない。

川崎は本当に知らない土地なんだけど、『大学1年の時、バイト代を貯金から下ろしてきた大人の街デビュー戦』というない記憶がよみがえってきて、根拠もなくエモくなる。ああ、なんの酒か知らないまま飲んで、なんとなく寂しくなって帰ったっけ、とフィクションに照らし合わせては成長を感じる。

その大きな要因に世界のたばこ店・三島商店がある。

世界のたばこ店三島商店

身長よりも大きい看板が並んでいて、紙たばこ、手巻きたばこ、葉巻、パイプとラインナップが豊富にある。駄菓子屋に山と置かれたプラモデルの箱に似たレイアウトは、自分の身の丈に合わない無理をしていながら親近感ひたひたでホッとする(小学校の頃よく通っていた駄菓子屋とかもない。ほぼ自分でお菓子を買ったこともない)。店は小さくて昔の映画館の券売所みたいだ(いつも映画のチケットはシネマフロンティアで予約して行ってる)。

今のところ電車で川崎に行って降りただけだ。

川崎に足を運ぶ理由はいろいろあって複合的に好んでいるのだが、特定のお店で言うと、川崎には山芋のお店がある。山芋のすったやつを3種類食べ比べセットや、トリキの山芋鉄板焼きの迫力があるバージョンもある。トリキの山芋鉄板焼きがムロツヨシなら川崎は遠藤憲一くらいある。どっちも居てほしいけど遠藤憲一は川崎でしか会えないから、川崎に来ると遠藤憲一列に握手券買い占めて駆け込んでしまう。

あとはもつ焼きの店とか、サウナとか、自分にとってはアイドルだらけなのである。秋葉原に行くポスター剣山状態オタの状態、それが川崎にいる自分である。

その中でも、特に会いに行きたいグループアイドルが川崎にいる。それが1キロほどの大通りにびっしりと並ぶスーツの集団。キャッチである。俺は休みの日に、キャッチに会いに川崎にいっている。キャッチの話だけで一本書きたいのでここで8倍。

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