【活動紹介#2】居場所×教育の伴走支援-「ふれ愛プロジェクト」
今回は、当社の取組の1つである「ふれ愛プロジェクト」について紹介します。
原則として18歳になると児童養護施設を退所する社会的養護が必要な子どもたち(以下、ユース)。
彼らが退所後も安心して過ごせる「居場所創り」と、イベント企画・実施の過程を通じて学ぶ「教育」を行う伴走支援プロジェクトです。
横浜駅清掃&中華街ランチ
1回目のふれ愛プロジェクトは2023年1月、横浜駅での開催となりました。
夢の宝箱スタッフのサポートのもと、ユースが主体となり企画の立案、予算調整など話し合いを重ね、迎えた開催日。
ユースの意見で、午前中は横浜駅周辺で清掃活動を実施しました。
清掃活動の後は、こちらもユースたっての希望で、横浜中華街でランチ交流会というプログラムに。
午前中に体を動かしたからなのか、美味しい料理に箸が止まらない参加者たちでした(笑)
新宿駅ごみ拾い&お花見
2回目は2023年3月に新宿で開催。
嬉しいことに、ユースの参加が2名ほど増え、午前中に駅周辺の清掃活動を行いました。
活動後は、ちょうど代々木公園の桜が開花シーズンということで、みんなでお花見へ!
移動中にユースが選んだランチが並びましたが、
かなりカロリー高そうなメニューです!(笑)
ふれ愛プロジェクト-3つの目的
「ふれ愛プロジェクト」では、ユースが過去経験できなかったことや今後体験してみたいこと発案し、話し合い、企画・実施してきました。
活動の目的は以下の3つです。
①ユース同士のコミュニティ形成
②企画を通じた協調性、自発性、創造力等の育成
③頼れる大人を増やす
イベントをきっかけに、ユースから参加スタッフへの相談事が増えた事例も。
今後の目標は、企業とユースがコラボしたイベントを開催すること。
大人、社会と接点を持つことでユースの学びと経験の場が一層広がれば良いと考えています。
「ユースとこんなイベントをしてみたい!」
そんな思いをお持ちの企業ご担当者様がいらっしゃれば、お気軽にご相談下さい。
これからも「ユースのための取組」であることを忘れずに、心の底から楽しめる居場所創りをしていきます!
◆取材・編集
中村愛 - Ai Nakamura
青山学院大学経済学部卒業。新卒で医療福祉施設のM&A担当として新規施設の開所に携わる。その後児童福祉施設の支援員、タウンニュース編集記者を経て福祉業界に特化したフリーライターに。NPO法人夢の宝箱の広報担当。
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