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SNSの断捨離を実行した!

「承認欲求を満たすためのSNSはすぐにやめるべき!」という戒め記事を書いたのは4月のことだ。
それなのに昨日やっとSNSを二つ断捨離した。
定年退職から5年経過したことで思うことがあったからだ。
これらのSNSを始めたのは、定年退職後の孤独を埋めるためという理由もあった。


目的に合わなくなったSNSの見極め

ライン、Facebook、Instagram、X、YouTube、自前のブログ、Note、ポッドキャストなどは、私がアカウントを持っているインターネットサービスだ。
昨日書いたように何でも躊躇なく始めた末の産物だ。
この荷物を背負って第二の人生を歩いているという訳だ。

重くなってきたSNS

これだけではない。
もっと言えばメルカリやデュオリンゴなどのアプリも使っている。
もちろんスマホからはGメールやYahoo!メールなどの通知音も鳴る。

通知音をあまり気にしないように意識しながら生活しているが、それでも通知音や振動音がした時は一瞬スマホに意識が向く。
何の通知音か分からないことも稀ではない。

最初に書いたSNSも今となっては何を目的に始めたのかも定かではない。
定年退職で失くした人脈をSNSで補おうと考えたんだろうが、実際に人脈として補えたものは少ない。

人と繋がるためのサービスだとしても、近年見ず知らずの人とSNSだけで繋がるのはリスクが大きすぎる。
リアルに繋がった人とSNSでやり取りをするのが関の山だ。
社会に影響を与えられるほどフォロワーを増やす目的もない。

例えばInstagramで知らない人からDMを頂いても開けることもしないのが現状だ。
見たところで詐欺か営業だろうと警戒しなければならないくらいなら邪魔臭いだけだ。
Instagramで写真を公開したところで自己顕示欲を満たしたいだけに思えてしまう。


人脈ができる訳でもなく自己顕示以外の目的が見い出せないSNSなら持っておく理由すら見当たらない。
通知音、詐欺リスクというだけで心が重く圧し掛かるようになったSNSだ。

断捨離したSNS

Instagramもアルバムや思い出アプリとして使っていたならこんなに重くはならなかっただろうが、そもそもプライバシーを強化するような設定をしなければならなくなったことも重くなった原因だ。

これまでなら私のようなシニア年代にはInstagramが一番軽いSNSだと思っていた。
スマホで写真を撮って投降するだけだからだ。

しかし悪意のあるDMなどが増えてくるとそうもいっていられないのが心穏やかにいられない要因だ。
これは何もInstagramに限ったことではない。
もちろんFacebookも同じことだ。

できればFacebookも断捨離したいところだが、リアルな人脈との連絡用としても使っているからもう少し様子を見てから断捨離しようと思う。

昨日断捨離したのはInstagramとXだ。
Xは以前旅をしていた頃、情報収集用のSNSとしてよく利用していた。
しかし最近はXのアイコンをタップすることもなくなっていた。

また必要になれば新しくアカウントを取ればいいだけだ。
どちらのSNSもフォロワーを増やそうとしていたわけでもないからリセットしたからといって問題はない。

予想していた通り、この二つのSNSのアカウントを削除したことで心が軽くなった。
肩に乗っていた荷物を二つ降ろしたと言ってもいいだろう。

やめることに覚悟を要するSNS

定年退職後の目的に合わなくなったSNSは必要ない。
結局これらのSNSで孤独を埋めることはできなかったということだ。

私のような定年退職者には承認欲求も自己顕示欲もさほど意味を持たない。
故にこのようなSNSの一般的な目的からは合わなくなったと感じたのだ。

ただ、どのSNSも目的は限られてはいない。
人によって様々な目的で使われていることは分かっている。
たまたま私が始めた時の動機に、気が付けば合わなくなっていたというだけだ。

一度SNSを始めるとやめることに抵抗を感じるのは私だけではないだろう。
何年も写真を投稿したInstagramならそれらを捨てる覚悟がいるからだ。
私がSNSを断捨離しようと思ってから2ヶ月以上躊躇したのはそのためだ。

SNSの中に溜まった思い出を捨てる覚悟だけではない。
いつも「いいね」をして共感して下さった方々ともお別れすることになる。

SNSの中では、亡くなった方とも繋がったままになっていることは稀ではない。
亡くなった方や家族が何らかの理由でアカウントを削除していないSNSだ。
亡くなられたことを知っている場合はこちらから友達削除しているが、おそらく知らないこともあるはずだ。

現にFacebookではその方が亡くなられてから何年も放置されたままになっていた。
これも昨日Facebooの友だちリストを再び確認していて気付いたことだ。
断捨離という意味ではないがこの機会に友だちから削除した。

SNSのアカウントを削除するということは、そのような生きてはいないSNSとの繋がりも絶つということだ。

SNSの断捨離で心が軽くなったと感じるのはそのような意味も含んでのことだ。

#第二の人生 #SNSをやめる #断捨離 #心を軽くする #インターネットの繋がり


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