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夢日記1 楽しいディナーショー

薄暗いレストランに居た。

目の前にはステージが広がり、お洒落な衣装を身にまとった女性がポップな歌を歌っている。
手元には美味しそうな匂いのする料理が並んでいた。

レストランは満員で、私以外の客は全員ゴーグルを着けて食事をしている。
客同士で楽しそうに会話し、和やかなムードが流れている。

ステージの女性が歌い終えると割れんばかりの拍手が響き渡った。

女性はホッとした表情をして足早に舞台袖にはける。
何かに怯えていたような様子を見受けたが、周りの客は「楽しかった」と口を揃えて話をしていた。

間を開けずに今度はピエロの格好をした男性がステージに出てきた。
レストランは静寂に包まれる。

ピエロの男性は簡単な自己紹介を済まし、スウィング・ジャズが流れ始める。
どこからとも無く取り出したボールでジャグリングを披露した。

しかし、ピエロの男性がボールを落としてしまうと曲は止まりボールが跳ねる音だけが鳴り響く。

周りの客が「楽しくない」と口に出すと中世の鎧を身に付けた警備員のような人物が舞台袖から出てきてピエロの男性を取り押さえた。
床に伏せさせられた男性は聴き取れない言葉を叫んでいる。

すると再びスウィング・ジャズが流れ出しレストランの照明が全て消灯した。
何も見えないステージからは男性の絶叫が聴こえ、客は「楽しい」と笑っている。

ステージの照明が付くとステージには誰もいなかった。

客は「楽しかった」と言いながら全員レストランから退場していく。
自分も席を立ち退場した。

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