雑でいい、雑がいい
雑さを愛おしむ瞬間が、ここ数年増えた。
雑に用意したごはん、とか、雑に淹れたインスタントコーヒー、とか、汚れてもショックを受けないTシャツを着てダラダラ過ごす、だとか―
すべてのことに丁寧に向き合っていたら魂モタないよね
長文のLINEは読むのも返すのも面倒だ、
フレンチフルコースはYou Tube見ながらテキトーな格好して雑にたべられない、そういうこと。
逃げ道とトキメキはたくさん、
義務感はちょっと
オトナの青春をたのしむコツだと思ってる。
今までときめいていたことが、義務になった瞬間に冷めていく―
自分の価値は周りの人間じゃなく、自分でプロデュースするものだから、ときめきを持続させるには計算が必要だ。賢く、あざとく、エレガントに生きるのだ。
ただ、そんな風に毎日過ごしていたら疲れるから、逃げ道もたっぷり必要。
「愛だ恋だとぬかしたって、所詮は僕らアニマルなんです」
―Mr.Children ニシヘヒガシヘ
雑な人間味はきらいじゃない。
僕らはエレガント駄目人間
永遠に関わる人間なんてほとんどいないから、気楽にいこう
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