近頃の大雨の(個人的)対処方法 その4総集編
若干書き直しました。
このシリーズは、今回でいったん終了します。
1. 前回までのあらすじ
その1:去年の夏、「線状降水帯」発生により、自車が冠水し全損故障する。自宅部の「ハザードマップ」確認。危険度のチェック。
その2:「雨雲レーダー」での確認方法。
その3:7/10 に、「大陸からの雨雲連鎖」発生時に、「マイ・ルール」を作った。
(今までの内容)
(関連内容)
2. 大雨被害の一般論(今回の内容)
(1) 「熱海土石流」の状況
a. 7/2 (本シリーズをはじめたとき)に、「線状降水帯」が静岡付近に発生し、
自宅(関東中央部北)に被害が及ばないかを、「雨雲レーダー」で確認していました。
結局、自宅付近には「線状降水帯」が来なかったのですが、
7/3 に、熱海で土石流が発生してしまいました。
「線状降水帯」の恐ろしさを痛感したので、その顛末をまとめてみました。
b. 天災と人災が合わさった模様です。
・ 天災と言える部分。2日からは静岡県・神奈川県をはじめとした地域で記録的な豪雨(網代観測所における3日午後2時半までの48時間降水量が320.5ミリ;同所での7月の観測史上最大)となり、3日午前には熱海市伊豆山地区を襲う土石流が発生するなど、各地で水害や土砂災害が起こり大きな被害を受けました。
・ 人災と言える部分。静岡県によれば、盛り土は土石流の起点付近に5.4万立方メートルあり、これを含めた10万立方メートルの土砂が流出した。川勝平太知事は5日、「山が水を持ち切れず、盛り土を押し流して被害を大きくした」との見方を示した。
今回の土地は、2006年に神奈川県の不動産業者が熱海市に「宅地化を含む工事をしたい」と申し出て盛り土が行われたが、盛り土には木くずやタイルなどの産業廃棄物が含まれた建設残土が使われていたことが判明している。
(2021.7.25 サンデー毎日より)
また、市は同時刻にて「注意報」しか流していなく、住民の避難が遅れたとの理由もあるようです。
・ 私の意見。
今回のような記録的な大雨で、脆弱な盛り土が流されて、大災害に至ったようです。本当に、「全国の盛り土自体の総点検」を早急に実施して欲しいと思います。
(2) 一般的な対策
(1) 項「熱海土石流」のように、例え、今までの許容量以上の大雨が降っても大丈夫なように、公共機関による大雨に対するインフラ整備が急務と思います。
3. 本シリーズの全体まとめ
a. 大雨の程度が酷くなってきているようだ
全国的に見てもそうだと思いますが、
自宅付近の大雨や道路の冠水状況を見ると、
この10年くらいで、程度が小さかったものが、ついに去年は時間当たり93mmもの大雨が降り、自車冠水して全損故障に至りました。
以前から、大元の川や、近くの用水路は、それなりに大雨対策をしていましたが、その許容能力を上回る大雨が起こっています。
b. 今後必要と思われる事
繰り返すことになりますが、次の通りです。
1⃣ 個人的に被害に会わないよう、対応を図る
要は「備えあれば憂いなし」、出来る限り予防の検討や、いざとなったらどう行動すべきかを考えておけば大丈夫と思います。
◆◆ 私は今までに、試行錯誤を行ったので、気分的には安定しています
参考:PC対応の他に、AIスピーカーの旧品が故障したので最新の画像付きのものに変更しました。「天気予報」「注意報」「警報」などを画面で知らせてくれます。
2⃣ 公共機関による大雨に対するインフラ整備が急務と思います。
私が言える立場にはないかも知れませんが、あえて。
3⃣ 「注意報」「警報」の精度アップ
私が言える立場にはないかも知れませんが、あえて。
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再度、
要は「備えあれば憂いなし」、出来る限り予防の検討や、いざとなったらどう行動すべきかを考えておけば大丈夫と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(このシリーズは、諸般の都合で、完了まで1ケ月弱もかかってしまいましたが、もし興味があれば、「その1」から「その4」まで、通してお読みいただければと思います)