「混乱した時代」超富裕層の問題点 その1
書き忘れたので追記しますが、これは一市民の責任のない立場で書いたものですので、そのようにお読みいただければと思います。
1. はじめに
私が、note でたびたび述べてきた、現在の「変革期」「混乱した時代」は、
「資本主義」に代表される、「拝金主義」と、「自分さえよければ」という「エゴ」「誤った個人主義」が原動力になった、「経済活動」によりもたらされたと考えられます。
すなわち、お金持ち(経営者など)は、生産者(労働者層)から「富の搾取」、自然界については「資源の搾取」「自然界の秩序や生態系の破壊」を行ってきました。
これ以上のことはここでは省略します。
2. 貧富の格差の実態
(1)「貧富の格差」がどれほど酷くなっているかを示します。
現実的には、「たった62人の超富裕層が、全世界の下位半分の人たち(38億人)の総資産と同額の富を持つ」、という異常事態になっているのです。添付記事参照。
貧民層と言われる人たちの人数は、全世界で9.6%程度ですが、超富裕層の富のいくばくかを与えれば、かなり潤った生活がが出きるようになると思われます。
(2) 何が問題か?
① 超富裕層は「自分たちの実力で富を得たのだから、文句の言われる筋合いはない」と主張しています。そうでなければ、野放図に富を増やし続けるはずはないと思われますので。
② しかし、1項でも述べたように、”お金持ち(経営者など)は、生産者(労働者層)から「富の搾取」、自然界については「資源の搾取」「自然界の秩序や生態系の破壊」を行ってきた” のです。
③ 何が問題かというと、② の事実に気づいていない、自覚がない、もしくは、知っているが無視している、ということと思います。
基本的には、(一部の)富裕層の人たちは、自分が生活できていること、富を得られていることは、社会を形作っている人たちや、自然界からの恩恵を受けているからだという意識がないことが大きいと思われます。
⓸ どうすれば良いのか?
a. 社会や自然に富の還元をする、および、野放図に上記②のような搾取を行わないことです。
b. 前者については、富裕層はチャリティを行うとか税金を大きくするなどが考えられます。
c. 後者については、②の反対のことを行うようにするのです。
すなわち、経営者ならば得られた収入を独り占めにするのではなく労働者層に十分な給料を払うようにすることであり、
自然界については自然破壊をせずに必ず元に戻すようにして秩序を保てるようにする、再生できない資源(レアメタルなど)は取りすぎないようにする、が考えられます。
d. 「資本主義」のシステムそのものに欠陥があるので、修正したり、全く別の経済システムに変えて行く必要があると思われます。
e. いずれにせよ、他人への配慮、他人のことを思いやるとか、他人のおかげで自分が生きていられるといった、道徳やモラルの確立のための教育制度の充実が必要に思われます。
3. 見方や視点を変えるべき時である(べゾス氏が宇宙旅行に行く)
(1) 2-(2) の考え方で、世の中の出来事を見ると、従来とは全く違った意味合いになり、見る風景が変わります。
「アマゾンの創業者べゾス氏が宇宙旅行に行く」というニュースついて考えてみます。
アマゾンを退任したべゾス氏は、今度は宇宙開発事業に参入した、ということです。
添付記事を参照ください。
まず、私は、宇宙開発や宇宙事業に反対しているのではないということだけは、最初に述べておきたいと思います。
(2) べゾス氏は、世界一の大富豪です
世界一の富豪である米アマゾン・ドット・コム創業者ジェフ・ベゾス氏の純資産は6日、過去最高の2110億ドル(約23兆3500億円)に達した。
私は、アマゾンを良く使っていますし、便利なシステムであり、考え出して発展させたべゾス氏には、個人的には感謝の念を持っています。
そして、世界一の大富豪ということで、従来なら賞賛すべききことと思います。
(3) 見方を変えると悪役のように見えてしまいます
a. 2-(2) にまとめたように、極端な富の蓄積は、労働者や自然界からの「何らかの搾取」から成り立っているからです。
~基本的には、富裕層の人たちは、自分が生活できていること、富を得られていることは、社会を形作っている人たちや、自然界からの恩恵を受けているからだという意識がないことが大きいと思われます~
b. そして、2-(4)-c のように、富を取りすぎない、社会や自然に還元する行為が必要なのだと思います。
~すなわち、経営者ならば得られた収入を独り占めにするのではなく労働者層に十分な給料を払うようにすることであり、
自然界については自然破壊をせずに必ず元に戻すようにして秩序を保てるようにする、再生できない資源(レアメタルなど)は取りすぎないようにする、が考えられます~
c. 資本主義下で得られた巨額の富の後始末をしていないので、今度は、宇宙事業に参入しても、同じ過ち(開発・生産時の自然破壊など)を起こすと思われます。
ーーー> もし「荒廃した地球から、別天地を求める」といった考えであるならば、本末転倒であり、まずは、巨額の富を地球再生や貧富の格差をなくすために使うべきである、という主張も成り立ちます。
4. 今回のあとがき
(1) 私は、現在が時代の変わり目に来ていて、今までの考え・常識を変えないと、個人的にも、地球的にも、人類的にも、困難になってゆくのではないかという、個人的な考えのもと、まとめました。
(2) 先覚者、科学者たちは、ずいぶん前から予見していたことが、現実に顕在化して、「混乱した時代」が起こっています。
(3) ボブ・ディランの「時代は変わる」ではないですが、時代の変化に気づかずに時代の波に飲み込まれたりしないように、
勉強・努力・試行錯誤を怠ったらないようにしたいと思っています。
(4) 今回の例は、よく考えないと、「真の原因」はつかめないという例として出しました。(決して、お金儲けが悪いというのではなく、適正な利潤にすることが大切ということでもあります)
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長文になるので、今回はこれで終了します。
何らかの参考にならないかと、まとめています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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音楽
毎度、昔の歌です。
バーズの「ターン・ターン・ターン」
Turn! Turn! Turn! 和訳:インターネットより
To everything, turn, turn, turn.
全ての物事には(ターン、ターン、ターン)
There is a season, turn, turn, turn.
時期があり(ターン、ターン、ターン)
And a time to every purpose under heaven.
天の下、全ての目的に対してふさわしい時がある
A time to be born, a time to die.
生まれる時があれば、死ぬ時があり
A time to plant, a time to reap.
植える時があれば、収穫する時がある
A time to kill, a time to heal.
殺す時があれば、治癒する時がある
A time to laugh, a time to weep.
笑い声を立てる時もあれば、泣いて悲しむ時もあるのだ
To everything, turn, turn, turn.
全ての物事には(ターン、ターン、ターン)
There is a season, turn, turn, turn.
時期があり(ターン、ターン、ターン)
And a time to every purpose under heaven.
天の下、全ての目的に対してふさわしい時がある
A time to build up, a time to break down.
築きあげる時があれば、叩き壊す時がある
A time to dance, a time to mourn.
愉快に踊る時があれば、嘆き悲しむ時がある
A time to cast away stones.
石を投げ捨てる時があれば、
A time to gather stones together.
一緒に石を採集する時があるのだ
To everything, turn, turn, turn.
全ての物事には(ターン、ターン、ターン)
There is a season, turn, turn, turn.
時期があり(ターン、ターン、ターン)
And a time to every purpose under heaven.
天の下、全ての目的に対してふさわしい時がある
A time of love, a time of hate.
愛し合う時があれば、憎み合う時がある
A time of war, a time of peace.
戦をする時があれば、平和な時がある
A time you may embrace.
抱きしめようとする時があれば
A time to refrain from embracing.
抱きしめられる事を拒む時があるのだ
To everything, turn, turn, turn.
全ての物事には(ターン、ターン、ターン)
There is a season, turn, turn, turn.
時期があり(ターン、ターン、ターン)
And a time to every purpose under heaven.
天の下、全ての目的に対してふさわしい時がある
A time to gain, a time to lose.
手に入れる時があれば、失う時がある
A time to rend, a time to sow.
むしる時があれば、種を蒔く時がある
A time for love, a time for hate.
愛するための時があれば、憎み合うための時がある
A time for peace, I swear it's not too late.
平和のための時、それはまだ手遅れではないって誓うよ