近頃の大雨の(個人的)対処方法 その2
私も、note を始めた半年前には、まさか「大雨被害の予防法」のような記事を書くことになるとは思いませんでした。
まさに「想定外の事象」です。
しかしまた、自分の考えたことや経験を、note に書くことも、何らかの意義があるのではないか?とも思います。
私の「大雨被害の予防」のための基本的な考え方は、
つきなみのようですが、孫氏の兵法の「彼を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」だと思います。
すなわち、「雨雲」の状況や先の予想を行い、自分が何をすれば良いかを、事前に考えていれば、重大な被害に会わずに済むのではないか、ということです。
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「その2」ですが、
前回は、1章の「私の大雨の対処法」のみを記述しました。
添付記事を参照してください。
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~前回からの続き~
2. 雨雲レーダーによる雨量予想や「線状降水帯」発生有無の確認
私が現在行っている方法を具体的に述べます。ご参考になれば幸いです。
(1)最低、朝晩の1日2回 PCやスマホ画面にて「気象庁の雨雲レーダー」にて、雨雲の状況、線状降水帯発生有無を確認します。
(検索エンジンにて、「tenki 雨雲レーダー」を入力し、検索でOK)
テレビの天気予報などで確認するのが正確だと思いますが、見落としてしまったり、リアルタイムでの状況確認ができないという不都合があります。
自宅では、休眠パソコンを用いて、24時間オン状態にして、必要時に画面更新し、確認するようにしています。
(自宅、常時オンPC)
(2)線状降水帯など異常を感じたら、画面上部の「防災情報」ボタンをクリックして、「警報」などが発令されていないかを確認する。
また、雨雲レーダー「予想 」ボタンをクリックして、今後の状況を確認します。
下添付は、「2021年7月7日13:57」に出力したものです。
画面が小さくて見にくいかもしれませんが、線状降水帯が確認されます。
「島根・鳥取で避難指示30万人 観測史上最多の猛烈な雨」(朝日新聞)などの状況になっています。
被害がなきことをお祈りいたします。当地ではいまのところ「警報」等なしです。
2021年7月7日13:57 出力画面
(3)関連ニュースを確認する
「線状降水帯」発生など、甚大な被害が予想される場合は、インターネットなどで、関連ニュースを確認する。
参考として、同時刻にて報道されていた、日本テレビ系ニュースを下に添付しました。7月7日付。
添付ニュースの抜粋:
「気象庁は、今後も日本海側を中心に、10日ごろにかけて集中豪雨が起きる恐れがあるとして、備えを徹底するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、活発な梅雨前線は週末にかけて日本付近に停滞する見込みで、7日朝、線状降水帯が発生し、浸水などの被害が出た島根や鳥取も含め、日本海側を中心に10日ごろにかけて災害級の大雨になる恐れがあるということです。
気象庁は、発達した積乱雲が連なる「線状降水帯が発生した場合には、予想を大きく上回る大雨になる」と危機感を示しています」
(4)必要に応じ、自宅を中心にエリアを限定した「雨雲レーダー」での確認を続けて行く
下添付は、「Yahoo版 雨雲レーダー」を用いていますが、6時間後の予想表示ができます。
Yahoo版 雨雲レーダー
どう対応したらいいかは、ご自分の状況に合わせて考える必要があります。
私の場合は、前回「近頃の大雨の(個人的)対処方法 その1」で述べています。
(5) 今回の所感
a. 大きく、日本全土を対象にして、「線状降水帯」などの甚大なる被害を起こす可能性のある雨雲の、毎日の事前チェックが必要である。
b. 手順をルーチン化して、習慣づけると、見落としやうっかりミスも防げると思います。
c.(3)項のように大騒ぎされている時は、何かと注意しますが、
問題は「大したことはない」と思われていてチェックを怠る、
身近に災害がないので「安心して」しまい、やはり確認不足に陥る場合です。
ともかく、日常動作の中に「雨雲レーダー」の確認作業を組み込み、機械的に、苦痛にならずに、災害の発生を未然に防げるようにすることが、肝要と思いました。
長文になりました。今回はこれで終わります。
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次回以降は、以下の項目についてのまとめを行います。
3. 大雨の被害の一般論
(1) 熱海の土石流被害について
(2) その他
4. 全体のまとめ
今となっては、「資本主義」が諸悪の根源ではないか?
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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音楽
毎度、古い歌ですが、雨でも楽し気な歌です。
Bus Stop - The Hollies(日本語歌詞付き)