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【お祝い】父が古希を迎えました

こんにちは、yumeです。
今年最後の三連休ですね。休日のために生きている私は喪失感でいっぱいです。
 
今月、父が古希を迎えました。70歳ですね。
私は三姉妹の末っ子で、一番上の姉とは10歳離れているから、私の親は同年代の親と比べて高齢なんですけど、とても70歳には見えない!とわが親ながら思います。
 
父が還暦を迎えた10年前、私は21歳、大学生でした。当時は一番上の姉だけ結婚していて、二番目の姉は東京で働いていたから帰って来られず、上の姉、姉の旦那さん、両親、私の5人でご飯を食べに行かせてもらいました。
そして10年経った今、私は社会人となり結婚し、姉たちには子供も生まれ、総勢12人での食事会となりました。10年経つといろいろあるんだな、と実感。また、今回お祝いしたのは古希だけではなくて、12月末をもって父がフルタイム勤務を辞めることになったので、その慰労会も兼ねたものでした。
 
食事会はとてもにぎやかで、なごやかで、素敵な時間となりました。
中段で父が挨拶してくれたのですが、それがとてもうれしく、素晴らしい内容で、父にはまだまだ敵わないと感じたので、少し長いですが、シェアさせてください。
以下、父の挨拶です。

「本日は三家族ともお忙しいところ、またなにかと物入りの時に、こうして集まっていただきお祝いしていただいてありがとうございます。70歳ということですが、あまり年齢に縛られず、これからも若いつもりでいろいろ楽しんでいきたいと思います。
また、今回、70歳を機に常勤役員を降りることを決断したのは、最近友人や知り合いと話していますと、自分と同じかそれより下の年齢の方でも、急に亡くなったりすることが増えてきました。今年で勤続47年になりますが、そろそろ、人生の残りの時間を意識して、自分のやりたいことに時間とお金を使ってもいいんじゃないかと思うようになったからです。今後は非常勤役員となり、週の半分ほど仕事させてもらう予定です。そして年明けには、これまで頑張ってきた自分へのご褒美と、支えてくれたお母さんへのお礼として、2週間のヨーロッパ旅行に行きます。
この場をお借りして娘たちに伝えたいことは、三人とも、素敵な配偶者に恵まれて、一緒に集まってもらっていますが、配偶者のご両親の節目にも、こうして同じように祝ってあげて欲しいということです。自分の親と同じだけ、大切にしてほしいと思います。また、お母さんは2年後に古希を迎えますので、その時もお祝いしてあげてください。どうかよろしく。
また、それぞれの配偶者には、うちの子供達は三者三様に育ててきたので、それぞれ個性的な性格をしていますが、これからも変わらず仲良くしてほしいということを伝えさせてもらいます。もちろん三人とも性格はそれぞれ違いますが、非常にお金がかかるという点では共通しているかと思います。その点は申し訳ないと思っていますが、どうか多めに見てあげてください。(笑)
今日は本当にありがとうございました。今日のお礼は、後日、何倍か返しでさせてもらいます。これからもよろしくお願いします。」
 
私たち三姉妹は年齢に開きがあるため、長年学費が必要なこともあってか?本当に長い間働いてくれた父。仕事の話をあまりしないので、どれほど大変だったか正確にわからないですが、私も一応社会人9年目なので、長く働くことの苦労は少し想像できます。
また、大病もせず、健康に70歳を迎えてくれて、嬉しい気持ちでいっぱいです。義理の両親や夫にも触れてくれて、非常にいい挨拶を聞かせてもらいました。
改めて、父を尊敬し、父の子供に生まれたことを誇りに思いました。

還暦の時は食べさせてもらうだけだったので、自分もお祝いしたいと思い、今回は発起人をさせてもらった私。冒頭の乾杯の挨拶をさせてもらって、ボロボロだったので割愛しますが(笑)、家族との素敵な思い出がまた増えました。
 
2024.11.4 yume

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