『不動産投資の教科書』
不動産投資には興味がないけど、家が欲しいので投資の観点から情報を得ようとこちらの本を読みました。
不動産投資経験ゼロの人がプロになることができる必要十分な知識が詰め込まれています。
なぜ不動産投資をしたいのか。
まずは自分の信念を決めること。例えば「不動産投資により所得を増やしセミリタイアする」など目標みたいなものがそれにあたります。会社経営でいうと企業理念のことですね。株などの投資と違って、不動産投資は所得税の観点からも事業的な部分が多いので、まずどうありたいのかというのは重要ですね。
投資に必要な額はいくらか?
目標が定まれば、具体的にいくらぐらい不動産投資により所得が必要なのかがわかります。例えばゴールとして「不動産投資で年1000万稼ぎたい」というのが目標だとすると、1000万円÷0.025=4億円の物件を所有することが最終的な目標になります。一度に4億円の不動産を購入することは普通の人では無理ですよね・・・。
ですのでまずは現状を知り、最初に投資できる金額はいくらなのかを計算する必要があります。設定する金額は自分が預金から出せる金額の10倍で、例えば500万円出すなら5000万円の物件を購入するのが目安だそうです。
次に年額でいくらずつ投資できるのかを考える必要があります。毎年200万円ずつ不動産投資で使えるのなら、毎年所有物件が2000万円ずつ増えていき、20年以内で4億円の物件の所有が可能になりますね。
優良な不動産の探し方とは?
目標の額が定まったところで、いったん現実に戻りましょう。購入した物件から収益を生み出すには、当たり前ですが、物件が優良な物件であることが大大大前提です。優良物件の探し方のポイントとしては以下のものがあります。
・信頼できる不動産探し
・大量の物件情報をみる(マイソクと言うそうです。)
・利回りは8%以上
・再構築可能であること
・所有物件であること
1000件の物件情報を見て、30件の現地調査を行い3件の買い付けをして1件買えるくらいの確率で、購入に至る物件を探すのは非常に難しいようです。
それくらい努力して買い物件を探してこそ成功するのだとか。
まとめ
いかがでしょうか?物件を探す前にまずはどのようなイメージで投資と収入を増やしていくのか、そこからいくらの金額が必要なのかを計算し、大量の物件の中から収益を生み出す物件を探し出す・・・。長い長い道のりだなと感じました。
こちらの本ではさらに、
・管理会社の選び方
・金融機関の選び方
など不動産投資を安定させるための様々な情報も詰め込まれていましたので、これから不動産投資を始めたい人には有益な情報が得られると思います。
このnoteが誰かのために役に立てば幸いです♪
最後までお読みいただきありがとうございました。