「カレン」の名に思ふ…

今日はあたしの好きな「カーペンターズ」の話。まず、今の人達は「カーペンターズ」を知ってるかな?1970年代を中心に、日本でも爆発的人気だった、兄リチャード=カーペンターさん(以下リチャード)と妹カレン=カーペンターさん(同カレン)の2人組、アメリカのアーティストです。

あたしが中学生くらいの時、カレンが惜しまれつつ亡くなりました。長年摂食障害を患っていましたが、快復傾向の中での突然死。世界中が悲しみに包まれました。

勘違いされてるのが「カレンは拒食症で亡くなった」というもの。先にも書きましたが、カレンの摂食障害はかなり快復してて、亡くなる前夜は「アメリカンサイズ」の超大盛のシュリンプサラダを完食してます。母とも会話を楽しみ、体調不良な様子は微塵もなかった。

一時期「自殺説」も出ましたが、それも家族が否定してて、OD(オーバードーズ。薬の過剰摂取)もしてません。

可能性が高いのは、快復傾向だったゆえにたくさん食べて、内臓がショック反応を起こした、という説。あるいは何かしらの血液系の疾患(脳梗塞だとか)での急死説。

まぁ、この辺を詮索するのは、カレン自身もリチャードはじめ家族も望ましいでしょうから、やめます。

中学時代のあたし、勉強のお供にいつもラジオをつけてました。どの番組でもカーペンターズの追悼特集をしてて、カレンの歌声、限りなく透明感がありながら、少しハスキーでビターな切なさも感じる声、あたしの全てを包み込んでしまった。

おかげで学校の英語の成績はてんでダメなのに、何となく英会話ができる、外国人に物怖じしないで英語でコミュニケーションを取れる、不思議な人になった。カレンの歌でリスニングが鍛えられた(笑)

少し時は過ぎて大学生の頃、KinKi Kids主演のドラマの主題歌としてカーペンターズの曲が使用され、当時のjcやjkを中心に、ブームが再来。CDショップで「カーペンターズの新曲はいつ出るかわかりますか?」という問い合わせが殺到(当時はネットはまだまだで、もっぱら口コミでした)。あたしは心の中で「いや、新曲は出せないから✋」って突っ込んでました。

ところが、出たんです!新曲、というか、未発表曲をまとめたニューアルバムが!諸般の事情で仮録音止まりになってた曲がいくつかあって、リチャードがアレンジ等を加えて、発表されました。もちろんあたしも即購入(笑)

その中の「遠い初恋」(Make believe it's your first time )という曲が、あたしのお気に入りになりました。仮録音という事で、リラックスしてるカレンが歌の前に一人言を言ったり、サビの途中で「クスッ」と笑ったり、とてもリラックスしてる中で、穏やかに歌ってます。

今まで幾つもの恋をしてきたわ
まるで結果のわかりきったゲームのように
でも、過去は過去。今は今。
大切なのは「今」だから

「初めて」だと信じて
悲しみの過去は捨て去って
「初めて」だと信じて
あたしも「初めて」だと信じるから

うろ覚えの歌詞をあたしが訳してみました。本当の原曲、原詞は、ググってね。

今までの日記で何となくわかりますが、あたし、かなりのおばちゃんです。でも、できるなら今でも「初恋」をしたい。

ところで、日記にも書きましたが、日曜日に中橋虹架さんの撮影会に参加しました。裸も綺麗でしたが、誠実で優しくて楽しい人柄も綺麗で、素敵な方でした。

その後日、219枚も撮りためた写真を自宅でプリントしながら虹架さんとの時間の余韻を楽しんでたところにTwitterが!
「私、中橋虹架は、これから糸橋花恋として活動します」と、突然の改名!

あたし、やっと「『虹架』と書いて『こうか』と読む」に慣れてきたところで、「糸橋花恋」さん(以下花恋さん)への改名。驚いて、しばし戸惑いました。

花恋さんの名前を聞いて、あたしの中で、カレンと繋がって考えて…。カレンは離婚した後でも「永遠の処女」と呼ばれ、その純真さが多くの人達に愛されました。

花恋さんも、「純真無垢」という言葉がぴったりで、透明感を持ちながら、どこか儚さというか、世界一繊細なガラス細工のような雰囲気があり、「カレン」という名前は花恋さんにぴったりだなぁって。

あたしの中では、花恋さんとカレンがシンクロして、嬉しさと痛さと、切なさと儚さと、複雑な感情が溢れました。まるで初めて「Yesterday Once More」を聴いた時のような感覚。

またカレン(花恋さん)を応援できる…あたしは勝手に「運命」だと思ってます、って書くと、かえって重たくなるかな?

花恋さんは今後「オトナ」としての活動もされる、との事。こんな無垢な雰囲気の女性があんな事やこんな事をする…男性はきっと好きになる、と思います。

花恋さん、名前がよく合う素敵な方です。

そして、カレン、あなたの歌はあたしをはじめ、世界中の人達に、今も愛されてます。

愛される人達が、「愛されてる自分」に気づけますように。

あと蛇足だけど、一つ付け足し。大学の心理学で学んだけど、特に男性が性欲処理の「オカズ」として、一番避けるべきなのがAVだそうです。
好みの女性が自分ではなく別の男優とえちえちするのを見るので、体の性欲は発散できても、心のフラストレーションはむしろ溜まってしまう、との事。

この日記を読んでくださった男性諸氏は、どうでしょうか?🍌

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