安藤日記 ユンボ安藤 2024/09/11
10時。アーリーワーク。
Podcast「拝啓、関東平野」Zoom収録。
しゃばちゃん、わたくし共にABEMAで大相撲中継をチラチラ観ながらの収録。
これは不真面目なんかではなくて、「便利な時代になりましたなぁ」という事ですね。
時代があらゆる境界線を破壊しました。
ダブルタスクを容認しました。
ソフト・トランス。
いったい今はどこで何なんだ!
大相撲。
がんばれ、二子山部屋勢。
どすこい。
収録後、すかさずドジャース戦が始まる。
やべえな。直接誰とも会っていませんが、とっても楽しいですよ。僕は成功者なんですね。
しかもそれがまだ午前中の出来事なんですから。やりすぎですよ。バカ言っちゃいけないですよ。
そのうち誰とも会わなくなりますよ。
人見知りはマッハで加速します。
相槌が幅を効かせます。
ガキの頃過ごしたあの時代。
夏の代弁者はミンミンゼミだった頃の延長線上とは、もう何もかも違います。
我々はどこかの並行世界に迷い込んだようです。
パラレルワールド・ア・ゴーゴー。
スパークス・ア・ゴーゴー。
東武ワールドスクエア。
「ドジャースvsカブス」
大谷、山本、今永、鈴木、日本人選手4人同時出場。
これも絶対パラレルワールド。
でなきゃ説明が付かないです。
あとはここに、私がいないだけです。
どこかでお願いします。
参加させてください。
ベンチでゲーターレードを運びます。
なんだかんだ悪かないこの時代。
ナ・ナ・ナ・ナイス!
西口事務所に10月大会のサブタイトルを送る。
月初め20年以上のルーティン。
サブタイトル自体、無きゃ無いでいいですし、大笑いするようなモノではありませんが、少しでも可笑しみを散りばめたくて。
10/29「西口プロレス」
新宿FACE
〜秋のカジュアルファイト展覧会〜
9/24「西口プロレス」
新宿FACE
〜夕焼け小焼けのエビ固め〜
どうぞよろしく。
夕方。諸々作業。
BGMは原点回帰「ザ・ブルーハーツ」
いろんとこで喋っているかもしれません。
僕の部屋には30年以上飾ってあるポスターがあります。
実家から始まって、一人暮らし、同棲、居候等(ホームレス時代除く)。
あらゆるライフスタイル時にもこのポスターはボロボロになりながら、僕の部屋で輝き続けています。
僕はこのポスターの衛星です。
ポスターの最初のオーナーは私の初代ギターの先生、同級生の三宅くん。
ちなみに二代目先生は今も一緒にバンドをやっているまっちゃん(エイト亭ビート)。
三宅は赤いSGの使い手でした。
奇しくも、我が全日本プレス加工、スーパーギタリスト、野沢くん(虹の黄昏)と一緒ですね。
三宅はレッド・ウォリアーズとストリート・スライダースが大好きでした。
高一の時に、人生最初にバンドを組んだのも三宅とです。
高校一年生のある日。
私の部屋で輝く以前、このポスターは三宅家の三宅部屋六畳間でビカビカに輝いていました。
私はポスターを目撃した途端、一目で、帰り際には「オレのモノ」にしてやると決意表明いたしました。
手段は問わない。
三宅ももちろん、このポスターがお気に入りなんてことはわかっています。
が、そんなことより私がハッピーになればいい。それだけが正義。
それに伴う友情のもつれなど知ったこっちゃない。
コイツとは今日をもってグッバイでかまわない。
あんなに仲良かったのに今は大っ嫌いだ。
誰だ!コイツは。
どうにでもなりやがれ!
その少し前にセックス・ピストルズも覚えた僕は「ノー・フューチャー」という言葉も学習済みです。
やってやる!
どれくらいの時間が流れましたでしょうか?
ちっともポスターを私に譲渡しようとしない彼にノン・ロジカルなメッセージを延々とぶつけ続けました。
以下、ノン・ロジカル抜粋。
●飾られるべき壁はこの壁じゃない
●お前にとって大事なのはポスターではなく友情だ
●そもそもお前に何がわかる
●お前にはいささか早い
●いいか?ポスターにも相性がある
●ガタガタ言ってんじゃねえ
●ブルーハーツって嫌な奴らしいぞ
●お前にあと10秒やる
●言い過ぎたごめん
●そこをなんとかお願いします
などなど。
とにかく手段は問わなかった。
あの日の私の肩書きは、高校一年生とか、安藤さん家の下の子とかではなく、まごう事なきポスターギャングでした。
そういえば、ワンマン・ギャングというプロレスラーがいましたね。
デカかったなぁ。
お元気ですか?
で。なんだかんだいろいろあって、なんとか友情も薄っすら保ちつつ、ゲット・ザ・ポスター!
わーい!
世界はオレのもの。
魔法の呪文
「リンダリンダ」
三宅、まだウチにポスターあるぞ!
もう返さないからな。
今度会ったらなんかあげるね。
サンキュー!
コトだぜ!

本日のユンボ名曲アルバム
「夕暮れ」ザ・ブルーハーツ