相対界と絶対界のお話
自然農の動画をあさっていたら、なんかすごく大事なことを言っている気がするお話に出会ったので、書き留めておこうと思う。
それは地上に生えた数本の竹と、地下でひとつに絡み合った根っこのモデルを使っての、相対界と絶対界のお話だった。
このお話を聞いて坂爪圭吾さんの「横を見るな。縦を見ろ。」という言葉を思い出した。
人と対する。比べる。人をどうこうしようとする。 → 横 相対界
自分のコアをみつめる。自然界・真理・神とつながる。→ 縦 絶対界
では、動画のお話をまとめてみよう。
誰かと対立関係にあるとき、相手に対して要求する(相対界)んじゃなくて、自分自身のずーっと深いところをみていくと、一体である部分(絶対界)を感じる場所がある。
そのとき、どうしても地下部との接点で詰まるところ(壁)に突き当たってしまう。
相手の行動に対してモヤモヤする。自分を正当化して相手を否定しないと気が済まない。この感情は一体どこにあるのか?その感情と向き合うのが辛いから、すぐに頭が働き始めて、自分を主張して相手に納得させようとしたり、相手の過失を指摘して直させればこの痛みは消えると考えてしまう。または、「これは子どもの頃のあんな経験のせいだ」とか、「こんな環境のせいだ」とか、なにかと結びつけてなにかのせいにしようとしてしまう。でも、そこを頭で考えずに、その感情がどこにあるのかただただ観る。ジャッジ(価値判断)をせずにただただ観る。
すると何が起こるか???
詰まりがだんだん薄らいで、なんと、絶対界の方に意識が移行していく。今まで敵対していた相手に対するモヤモヤ感がなくなっていって、相手を赦し受け入れられる感覚に変化していく。または、そこまでいかなくても、最初のモヤモヤ感や痛みが変質する。
するとあら不思議?!
自分に変化が起きると、何も表現していないのに、何も相手に伝えようともしていないのに、相手にもなんらかの変化が起こる。これが絶対界で繋がっていることの検証!!
これを一度でも経験すると、自分に対してネガティブなものをつきつけてくる敵(対立する相手や出来事)が、自分の一番のウイークポイントであった、絶対界に進めない壁、詰まりを教えてくれる、大切なパートナーだったということに気づく。
「嫌だな。」「苦手だな。」と思う人がヒントをくれる。そうなるともう、恐れというものがなくなる。
これはなかなか一度ではうまくいかないかもしれない。でも、何度失敗しても、何度も何度もチャレンジする価値のあること。
以上が動画のお話のまとめでした。
私はというと・・・?はっきり経験したとは言えないけれど、これはすごく大事なお話に違いないという確信だけはある。たぶん、たくさんの方がすでに検証されていることだと思う。私も人間関係に躓くたびにこの検証にチャレンジしてみたい。
実際のお話(14:00あたりから) 是非聴いてみてください。↓
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