子ども好きではない私が母になる。
女性はだいたい子どもが好きだと言う。
可愛い犬を見かけたら可愛いと言う。
私にはそれが理解出来なかった。
可愛いと思ったことはないし
空気を読んで可愛いと言ったことしかない。
子ども育てたりペットを飼うのも
自分以外にお金を使って育てるなんて
コストパフォーマンス悪いとしか思っていなかった。
しかし世間がいう「普通」をやりたい人間なので
「結婚して子どもを産んで育てる」はやりたかった。
それくらいの感覚で母になりました。
突然妊娠が発覚し
妊娠中は悪阻も少なく
「他の妊婦さんよりは軽度だから大丈夫!元気!」
と言っていましたし
私はラッキーな妊婦だと思ってました。
でも振り返るとすごーーくしんどかったです。
産んだ後に無理してた自分に気付きました。
子どもは好きじゃない。
でも殺したり虐待する程の思いもない私は
きっとなんやかんや母になるんだろうな
と安易に考えていました。
そして段々お腹に愛着も湧き産みたくもなった。
最後はお腹の子に会えるのが楽しみで仕方なかった。
帝王切開なので産む瞬間だけ楽だったけど
手術室を出た直後から目眩吐き気痛む傷と
過酷で地獄が始まりました。
でも不思議なもので産後のジェットコースターメンタルのおかけで
愛おしいと思える気持ちがあったのでなんとか乗り越えられました。
新生児の頃は
産後ボロボロの身体に、
睡眠時間1時間の日々、
慣れない赤子がいる生活に順応するのが大変でした。
毎日しんどくて辛かった。
それでもなんとか乗り越え
2ヶ月目には
息抜きの仕方も分かってきて楽になり、
3ヶ月目には
やっと身体の痛みを減り
日常生活を送れるようになったので
保育園見学や行政の頼り方もわかって
この生活に慣れてきた気がします。
結論、今は
産んでよかったと思っています。
今も変わらず子どもを可愛いとか思わないけど
我が子を大切にしたい気持ちはあるし
夫婦生活が豊かになった気もします。
性格もあるけど私は楽観的だし
虐待するタイプではないし
サボり魔でもあるので
気をわず育児ができていると思います。
辛くなったら両親に助けてもらったり
一時保育や託児所やシッターを使うし
1人で頑張るぞ!なんて思わない。
夫にもいろいろやってもらうし
なんでやってくれないの?と文句も言います。
2人の子だぞ!って伝えて
私自身がストレスたまらないよう努めています。
だから子ども好きじゃなくても
やり方次第で親になれると思います。
とりあえず作ってから考えたっていい。
自分で育てられなかったら預ける場所もある
くらいの気持ちでいい気がします。
あくまで私の見解ね。笑