最後のnote
どうもただの学生、ゆまのこです( ・ω・)
3月31日
今日で最後のnote連続投稿となります。
まず初めに、
これまでずっと読んでくださった方
スキをくれた方
本当にありがとうございました。
皆さんのおかげで、
連続投稿331日目を迎えることができました。
感謝しかありません。
さて、この一年
日記感覚でnoteを書き続けました。
嬉しかったこと
楽しかったこと
気になったこと
辛かったこと
体調が悪かったこと
おそらく、良かったことと悪かったことは
半々ぐらいの割合で書いていたと思います。
それでも私は
この生活でよかったと
幸せであると思えました。
私は
8歳の夏にストレスによる心因性視力障害を発症し、
常人の2倍のスピードで視力を失いました。
残ったのは0.1にも満たない視力で
ピアノを弾いているときに楽譜が読めなくなったり、
眼鏡がなければ外を歩けなくなりました。
中学生になり、
初めて裏切りというものを知りました。
友達という関係はこうも簡単に崩れてしまうのかと思うほどあっけなく、
そこからおかしくなり始めました。
食べる量は3分の1に減り、
肉・揚げ物はほとんど食べれず。
かつておやつとして食べていたチキンラーメンは
兄と半分こする日々。
そして、
母親の不倫を知りました。
これまでのトラウマ、ストレスの原因である母親が
不倫をしている事実。
さんざん怒鳴られ、
叩かれ、蹴られ、
幼少期の自由を全て奪われたことを考えると、
ただただ怒りと呆れが湧いてきました。
母親に対する人質を取ったと同時に、
生きるのがどうでもよくなりました。
そこからはただ、
起きて学校に行って
家に帰ってきて寝る
毎日変わらぬ日々を送りました。
母親と一日のうちに会うのは
2時間ほど。
そんな日常でした。
食べる量が減り、
体力も減り、
目も悪いまま。
それでも神様は足りなかったのか、
耳も聞こえにくくなりました。
聴力が悪くなったわけではありません。
むしろ良い方でした。
ただ、
良すぎるが故に全ての音を拾ってしまいました。
その中で聞こえなかったのは、
皮肉にも
人の声でした。
滑舌が悪かったり、
周りがうるさかったり、
電波越しだったりすると
一切聞こえない状態でした。
英語のリスニングでは苦労し、
放送も聞くのが困難。
カタカナが一切聞き取れなかったのです。
聴力検査や脳波を見るABR検査なども受け、
全て異常なし。
3年ほどたった今、
音を聞き分けることが少しずつ出来るようになり
何とか生活しています。
現在の私は、
視力・聴力に問題があり
嗅覚は過敏なため要注意
環境ひとつで
いつでも体調不良を起こす状態です。
これでも
20分後の予定すら建てられなかった昔と比べると
安定しています。
コロナの影響で
学校が休校になり、
朝から晩までたった1人。
そこでしんえんに出会いました。
寂しかった
その感情を昇華してくれました。
幸せな空間
優しい人達
仲の良い他人という丁度いい距離感
とにかく救われました。
「なりないことが分からないなら、
絶対になりたくない未来を考えなさい」
そう教えられた私は、
母親からとにかく距離を置きたいという一心で
進学先を関東に決めました。
最初はそれだけでした。
ですが今は、
しんえんに参加したいから
という理由も追加されています。
私はしんえんから
夢をもらいました。
気持ちの波は
恐ろしいほど酷く、
夜はスマホを投げたくなります。
朝は起きたくない。
自分の行動で落ち込んだり、
友達と遊んで笑ったり、
YouTubeを見て笑ったり、
人と感性がズレていると言われ続けた私は、
私なりの好きを追い続けました。
自分の周りに好きを共有できなくても、
SNSを通じれば、
好きを共有できる人がいるということを
知りました。
人と人を繋げてくれたのも、
しんえんでした。
書ききれないほどのものを
しんえんから貰いました。
私の夢は、
まだ決まっていません。
ただ、
職業とは別に、
音楽関係をしてみたいなと思っています。
さて、
こんなに長々と書いてきましたが、
どうだったでしょうか。
まだ17年しか生きていない
ただの学生です。
伝えられることはほとんどありませんが、
これだけ。
大人の方、
私に世界を見せてくれてありがとうございました。
おかげで、少しずつ未来が見えてきています。
しんえんに行きたいと
心から思っているので、
もし会うことができるようになったら
仲良くしてほしいです。
厚かましいお願い、失礼します。
同世代の方、
この先、生きていると
理不尽なことや苦労すること
悩むこと怒られること
たくさんあります。
緊張するとき、怒られる時
「別に死なないからいっか」と
考えてみてください。
それだけで平気になります。
人は、大切なものがあるだけ苦しいです。
「どうでもいい」を増やせば
楽に生きられます。
自分にとって大切なものを
見つけてください。
最後に、
この世界はクソであると
常々思います。
それでも、幸せに満ちています。
人に飢えていた私を救ってくれたのは、
ネットを通じて人と繋がるという方法でした。
ありとあらゆる手段がある中、
この方法を取れたことに後悔はありません。
今がどんなに辛くても、苦しくても、
あの頃に戻りたくないと思える私は
ある意味で幸せだと言えます。
そんな幸せな世界に感謝です。
3月31日
ゆまのこ