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私の不妊治療がスタートした

この冒頭のタイトル、さっそく出鼻をくじかれることとなる

「あの、初めて不妊治療を受けたいのですが……」

「問診票を郵送します。返送後は生理3~4日目にきてください。血液検査をします。旦那様も予定が合うのであれば、男性側の検査もします。基礎体温つけて持参してください」

私は勝手に、次の休日は病院に行くんだと思い込んでいた
ドッキドキで電話予約をしたのだが、ヒザから崩れ落ちた気分だった
《めっ…めんどくさい…すぐ治療できないの?男性の検査っていきなり?》
第一印象はコレでした
ちょうど生理中だったので、まる一ヵ月は何もできないんだなと出鼻をくじかれたのである

今思えば、この方法が無駄もなく、手っ取り早い方法を提案してくれていたのですが、無知な私はこれが遠回りに思えたのです

知識を得た自分なりの解説
①来院回数が少なくて済んだ
②完全予約制の病院なので、事前の問診票2枚から得られる患者の主訴を把握し、カウンセリングをしてくれた
③初日の来院で、夫婦共に血液検査開始(生理3日目に出るホルモン値などの血液検査)この時点ですでに、人口受精、体外受精に必要な基礎検査のスタートは切られていたのである

もう1つの課題
男性の検査、そう、精子を採取ってことですな
旦那様は受け入れてくれるのだろうか…一緒に来てくれるのだろうか…

「え?別に?尿検査と一緒でしょ?」

まったく心配は無かった
この一ヵ月後、私たちは病院に行くことになる

→つづく



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