WOWOW 2020年五月の恋 リモート制作ドラマ 大泉洋&吉田羊 たった13分で泣ける傑作ドラマ!
WOWOW制作ドラマ「2020年 五月の恋」
大泉洋さんと吉田羊さんという演技派がタッグを組んだドラマ。
全4話の内容で、5月28日より4夜連続でWOWOWのYoutubeチャンネルと
オンデマンドで配信されています。
さすが!日本を代表する演技派の2人がタッグを組んだだけあって
たった13分の内容なのに、ものすごく引き込まれます。
吉田羊さんの後半の演技は圧巻。クギズケにさせられるような感覚が襲ってきます。
コロナウイルスの感染拡大防止のために、リモートで制作ドラマ。
そのため、おそらく1カット撮影の1発本番。
大泉洋さん は、一度もカメラのカットが割ってなかったので
本編13分間フルの1カット撮影。おそらくアドリブもたくさんあったと思う。
正直、見る前まではリモート制作ドラマの評判が良くないことは聞いていたので、どうせ今回も微妙だなと思っていました。
でも、興味本位で見始めるとめっちゃくちゃ引き込まれる!すごく面白い!
演技派の2人だからこそ、抵抗もなくスーッと魅了される感覚があって
あっという間の13分間でした。
ドラマの内容はまさに今の時代をうまく切り取った作品。
コロナの感染拡大で自粛が続く世の中を描いている。
2人は元夫婦で、4年ぶりに間違い電話がきっかけで話すことに。
元夫の大泉さんはサラリーマン。毎日、在宅勤務が続き
リモートワークの大変さを話す。
オンライン会議はやりづらい。いつもの会議なら
最初にバーッと皆をトークで笑わせるアイドリングトークをするんだけど
リモートでやったら、死ぬほどスベった。と話す。
リモートは便利だけど、不便なところもある。
発言するタイミングがものすごくわかりづらい。
今入ろうと思っても、誰か喋りだしてタイミングを逃すということが多々。
通常の会議よりも、時間が多くかかっている気がする。
リモート会議は大人数には不向きなのかもしれない。
そして、元妻の吉田羊さんは現在は都内スーパーマーケットに勤務。
元夫婦ならではの会話のやり取りもあって非常に面白い。
コロナウイルスで自粛が続く中でも、
スーパーはオープンしていたので、在宅勤務は全くしてないという元妻。
感染を防ぐために、予防策など細心の注意を払っているという。
元夫婦の会話で、一番強く心を打たれたシーンがあった。
吉田羊さんが実際に勤務先のスーパーの同僚から言われたというある言葉。
「あなたは独り身だからいいよね。私は家族に移さないように気をつけてる。コロナには絶対かかれない。」
悪気は全くなく、放たれたという同僚の言葉。
吉田羊さんにとってはこの言葉が重くのしかかる。
「あぁ私は1人で生きているんだ。誰もいないんだ。」
涙をこらえながら話す吉田さん。その話を聞いて
慰めようとする元夫の大泉さん。
このシーンは圧巻で、本当に見ごたえがありました!
吉田羊さんの演技は本当にうまい。
ネット上の反応も絶賛!たった13分間なのに笑って泣ける素晴らしいドラマでした!
第2夜も引き続き、見守っていきたいと思います!
タイトルが「五月の恋」なので再び、恋仲に戻る。
つまり、夫婦の絆を取り戻す流れになるのではないかなと予想しています。
なぜ、タイトルが「五月」なのかは少し気になりました。
もうほぼ6月じゃん!!