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入門編: Lesson1 『お金ってナニ?』

✅この記事の結論 

お金は、皆さんが生まれる前から、全世界で共通の役割を持って存在しています。
お金は、①モノの価値を測る②交換の手段③価値を保存、するツールです。
つまりお金は、皆さんが生活する社会において、誰もがある程度決められたルールの中で公平に取引できる、便利で効率的な万能ツールなのです。


✅モノの価値を測る

もしこの世に、同じ野菜や果物でも、産地の違いや、農家さんの努力などを加味せず、思い思いのルールでその価値が測られるとしたら、本当に良いものを見極めることができるでしょうか?

高いものでも、質が伴わなければ徐々に売れなくなるし、安いものは、たくさん売ることでバランスを取らないといけなくなります。

つまり、モノやコトはすべて、”人々に求められる量(いわゆる”需要”)と 提供できる量(供給)”のバランスで、その価値が決まります。
シンプルに考えると、こんな仕組みで、この世の中の価値は決められているのです。

✅交換の手段

皆さんの社会に存在するモノやコト、サービスの価値が決まると、その価値と対等のお金を支払うことで、それらのものを受け取ることができます。

それぞれのお金は、お札やコインに書かれた数字で、誰もが共通の価値を認識できるので、誰が得した損したなどのケンカをすることもなく、スムーズに交換することができるのですね。

大昔の人は、物々交換が主流の時代があったので、たとえばすぐに腐りやすいお肉と、しばらくの間住むことができる家、を交換した場合、はて?どのように交渉が成立するのか、悩むところですね。

今では、現金だけでなく、クレジットカードや、携帯のアプリなど、いろんなもので、お金の代用ができるようになりました。なので、お金の概念が昔よりも意識しづらくなっているかもしれません。

この世の中の取引の血液に当たるもの、それが お金、ということを常に意識しましょう。すると、自分に来るお金、自分から旅立つお金が、どのように社会で循環しているのか、ハッキリと見えてきます。

✅価値を保存

もしあなたのお金の代わりに、物々交換用のお肉を仕入れていたとしたら、その価値は半永久的に保存できるでしょうか?
1週間もしないうちに、そのお肉は食べられなくなり、価値の交換はもとより、保存すらすることもできなくなりますよね。

そう、”お金”とは、その価値を半永久的に保存することができる、そして世界中でその価値が認められる、とても万能なツールなのです。

あなたがいくら 『”牛肉” は高価なんだ!』と叫んだとしても、牛を食べない人からしたら価値がないモノになるわけで、価値を保存どころの話ではないのです。

”お金”の価値は、この人間の社会が存在する限り、半永久的に保存して共通認識される。ココがとても大切なポイントなのです。

✅この記事のまとめ

  • お金の価値は、需要(求められる量・質)と 供給(与えられる量・質)のバランスで決まる。

  • お互いに同じ価値、と認識される ”お金” と ”モノ・コト” を交換できる

  • ”お金”によって、自分が持てる価値を半永久的に保存することができる

これまで培ってきた金融・経済の知識と、アーティストとして培ってきた表現力で、金融用語をなるべく使わないわかりやすい言葉で、明日から使えるお金の知識や世界観を伝えていきます。

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✅近日公開予定

入門編:お金のトリセツ
Lesson1) お金ってナニ? ◀︎イマココ
Lesson2) お金が好きな場所ってどこ?
Lesson3) お金が働いてくれる場所
Lesson4) お金の性格
Lesson5) お金に愛される人

*これまでの入門編記事はこちらから▼


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