面接【専門商社】
この企業は地方に本社がありますが、東京にも一部主要機能を置いており、管理部長ポストを募集していました。エージェントからよくよく話を聞くと、実際には専務の後任含みの求人でした。
面接は東京で行うことになり、東京オフィスに出向きましたが、東京オフィスに2代目社長、オンラインで本社にいる専務とつなぐ形で面接を行いました。
実権者は社長の父親である会長のようでしたが、本面接は実質最終面接であり、私としてはかなり同社について事前学習をして臨みましたし、面接での質問も極めてノーマルで、面接の雰囲気はそれなりに良かったですが、現会長の社長時代からの番頭でもある専務が、私のキャリアが銀行、且つ経営企画セクション寄りであり、所謂、中堅企業、且つ管理セクション寄りではないとの判断で最終的に採用は見送りとなりました(後日、エージェントより説明を受けました)。
特に本ケースでの皆さまへの教訓はないのですが、敢えて言うなら、70歳手前の専務みたいな方とは、オンライン面接ではなくリアル面接でないと短い時間で関係構築は難しいということでしょうか(あくまで個人的な感想ですが…)。
また、社長が社内でNo,3(会長>専務>社長)みたいな企業に、外部からそれなりのポジションで入れても、自身の立ち位置も含め各種対応が難しいんだろうなということは、面接の1時間だけでしたが改めて認識しました。
但し、高齢の専務後任で入社すれば、50歳過ぎでも若手扱い&長く働けるという部分は魅力的だったので、最終面接が上手くいかず少し残念でしたが、ある意味良い経験になりました。
次回は成長著しい、今どきの人材サービス企業社長との面接についてです。