仕事と育児の両立へ：育休から復帰する私の心境

こんにちは！ゆまです！
保育園への入園可能通知を受けて、正式に来月10月より元の職場に育休復帰することになりました。現在のありのままのもやもや心境をこのnoteに残しておこうと思います。

産休前までの心持ち

　大学を卒業してから、私は新卒で入社した会社で9年間、技術職として働いてきました。長期の休暇を取ることもなく、仕事にも慣れ、ある程度のやりがいを感じながら過ごしていました。私が勤めている会社は、制度が整っており、とても働きやすい環境です。そのため、特に自分のキャリアや働き方について大きな疑問を抱くことはありませんでした。

　しかし、そんな日常に大きな変化が訪れました――妊娠です。身体が日に日に変わり、予想もしなかった体調の変化が起き、出産や育児に対する不安が募りました。幸いにもリモートワークを利用して産前6週まで働くことができましたが、これまで続けてきた仕事が一時中断されることで、仕事に対するモチベーションが少しずつ下がっていったのを覚えています。

産休〜育休中の心境の変化

　無事子供を出産し、目まぐるしく過ぎる日々。産前抱いていた不安とは裏腹に子供は想定していたより可愛く、前向きに育児に励むことができました。気分転換の時間も取ることができ、夫や両親の多大なるサポートに感謝しています。よく寝てくれる子であったため、普通に仕事をしていたときよりも自分の時間を取れていたと思います。仕事をしていたときは仕事に関する学習を中心に自己研鑽をしてきたのですが、空いた時間で、歴史、宗教、経営、スタートアップの事業などの学習や個人的なnoteやSNSでの発信にも手を伸ばしてみました。（あとダイエットも頑張って、元の体重まで戻しました！！！）
　こういった学習を改めてしていくうちに、あれ、私のキャリアや仕事って今のままでいいんだっけ・・・？という疑問が芽生えてきました。今まで立ち止まって考えることがなかったので、なんとなーく突き進んできたのですが、歴史上の偉人の中には命を顧みず国を変えようと行動をおこしてきた人や自分の信念を広めるために一生を捧げてきた人ばかりです。また現代を生きる人の中にも起業して、世の中を変えようと頑張っていたり社会問題解決に取り組んでいる人が大量にいます。一言で言うと私と頑張り度合いが天と地ほど違う人たちが大量にいます。こうした事実が見えてくると、自分の仕事が誰かのためになっているか、自分の時間の大部分を投下して成したいことなのかなど現在進行形でとーーっても不安になってきています。超絶もやもや期です。
　キャリアに対しては悩みの渦にハマってしまったわけなのですが、良かったこともあります。いろんな人の生き方を知って、他者と自分を比較することで前より自分がどんな人かわかってきた気がします。めちゃくちゃ内省思考で、いつまででも自分とは、ということや自分がこうだったら、という想像ができるタイプです。もともと社交的ではまったくないなと思っていたのですが、自分を見つめる時間をつくると気分が落ち着いたり、思考をクリアにでき、その時間が幸せと思えるタイプとわかったのはよかったかなと思います。

復帰直前の不安と葛藤

　ですがいきなり何かを成し得る時間も能力も気合いもなく、目先の職場復帰に向けて動かねばなりません。今の職場はワーキングマザーとしては最高の環境。フレックス制度により柔軟に働く時間を変えることができるし、ほぼ全員がリモートワークをしており出社の強制もありません。加えて、子育てしながら働いている方も多く、お迎えなどの事情にもかなり寛容ななかなかない良い職場だと思います。まずは復帰してある程度子育てをしながら働くことに体を慣らしてから、（社内転職の選択肢を含めた）新しい副業の開始や起業など本当に成したいことに向けた取り組みをしていきたいと現在考えています。復帰して余裕がなくなってくるとこういったことを考えていたことすら忘れてなあなあになりそうなのでnoteに書いて都度見返すつもりです！
　こういった思考をすると、9年働いてますが自分に積み上がった能力なんてない気がして（私なんか思考）何も成せないんじゃないかと思ってもいるんですが、米粒ぐらいの強みでも生かして伸ばしていく取り組みをやっていきたいなぁと思っているところです。

仕事と育児を両立するために

　目先の職場復帰と自分に余裕を持つために、育児や家事に関する制度の下調べやお試し利用などの準備をしてきました。これらが正解だったかは、半年後くらいに答え合わせしたいと思います！

• ベビーシッター利用（ポピンズ）

  • 都の補助を利用して、手出し0-300円程度/時間の範囲で利用可能。一人目育児中の私よりぜんっぜん知識も経験も多いシッターさんが子供と遊んでくれて子供も楽しそうでした！

• 産後ドゥーラ利用

  • これも都の補助を利用して、手出し0-300円程度/時間の範囲で利用可能。シッターさんよりやってくれることが多く、家事や離乳食作りなどもお願い可能でした。最初はお手伝いさんのような利用の仕方は気がひけるなと思ったのですが、献身的にサポートくださるので働き始めて子供の世話と家事の両立に余裕がなくなったときにはきていただいて、ご協力いただこうと思ってます！

• 夫とのキャリアや生活に関する価値観合わせ

  • こちらはデュアルキャリアカップルという、共働き夫婦のバイブルのような本に書いてあったのですが、共働きをするにあたって自分のありたい姿や価値観を改めて合わせておくと、その後のキャリア選択時にお互いによい選択ができるといったことが書いてあり、それを実践すべくやってみました。なかなかこういったことを夫婦で話す機会もないですが言語化できてよかったなぁと思います。

• 職場復帰後の家事分担やタイムスケジュール制定

  • 現在夫は就業中、私は育休中なので家事全般は私がやることが多いのですが、復帰したらそうもいかないので、全てのタスクを書き出し分担決めをしました。決めた通りにいかない場合も多いと思うので都度見直しをかけていきたいと思います。

最後に

育休復帰に向けたありのままの気持ちをここに綴ってみました。未来の私がこれを読んで「こんなときはこういうことを考えていたけど、そのおかげで今頑張れてるよ」と思えればめっちゃいいなと思ってます。同じく育休復帰するママさん、一緒に頑張りましょう！ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました！