【新たな採用手法】Clubhouse採用のアイデアを考えてみた
1月下旬頃から日本でも大流行のClubhouse。僕も4日前から始めて、スピーカーとして話したり、様々なルームを視聴していました。
その中で「このツールは採用活動に使えるんじゃないか」「Clubhouse採用って概念が誕生するんじゃないか」と感じております。
本記事では採用で使えそうなアイデアを自分なりに思いついたので、忘れないように列挙していきます。 ※Clubhouseの仕様については他に詳しい記事が多くあるので、そちらでご参照ください。
1、自社採用イベントの実施
真っ先に思いついたのがこれです。Clubhouseでは予めルームの日程予約やシェアが可能であり、リアルタイムだけでなく事前準備&広報もできます。
実際、下記のような記事も見かけましたね(ヌーラボさんの採用イベントです)
■メリット
・広報次第では多数の参加者を見込める。
・音声のため資料等の手間が掛からず、コストも無料。
・珍しさがあり、イベント開催ってだけでも目立つ(今後増加する事でレア度は下がりそう)
・出入り自由のため、視聴者の参加ハードルは低い。
■デメリット
・音声だけで伝える難しさ。
・広報次第では採用ターゲットとなる方々が集まらない可能性有り。
2、複数社合同での採用イベント実施
1と同様のイベントを複数社合同で実施するパターンです。
■メリット
・複数社の広報により多数の参加者が見込める。
・A社がB社の良さを紹介、B社がC社の良さを紹介など他己紹介もできる。
■デメリット
・会社フェーズ、業種、職種等が重複すると競合にもなり得る。
・事前準備など単独実施よりは工数が掛かる。
※余談ですが採用とは関係ないイベントでも採用効果は期待できるかもしれません。複数社のやり取りや発信内容から会社自体に興味を持たれる事は考えられます。
実際に僕が見かけた中でも、経営や事業について複数社で語り合うルームがあったのですが、会話の流れで採用に触れたときに募集告知や他己紹介し合うなど盛り上がっていました。
3、経営者/社員/OB等を交えた会話の公開
採用イベントって文脈ではなく、社員同士の日常的なやり取りをあえて公開することです。『経営者と社員』『社員と社員』『社員とOB』等から会社の雰囲気や人間関係など、リアリティを知っていただく事に繋がります。
また、組み合わせ方次第で特定の採用ターゲットに対して、強く訴求する工夫も出来そうですね。
例:
会社のカルチャーを伝えたい場合、「社長、現役社員、OB等のフル参加」
複数職種の広報をしたい場合、「各部署から現役社員の参加」
エンジニアに届けたい場合、「エンジニアチームによるエンジニアトーク」
仕事の雰囲気をリアルに伝えたい場合、「新入社員研修の公開」「1on1の公開」 など
■メリット
・選考では伝えきれない会社の雰囲気(カルチャー)が伝わる。
・現場で働く社員のリアルな声を届けられる。
■デメリット
・複数名を巻き込むため準備工数は掛かる。
・会社の伝えたくない部分が伝わってしまうリスクはある。
4、リファラル座談会の実施
社内だけでなく社外の方々を招いた座談会。不特定の方々だけでなく、現場社員が誘いたい友人/知人を招く事でリファラルっぽいことはできそうです。
リファラルの一環で盛んだったオフラインでの社内イベントがコロナ影響で出来ないため、代替策として思いつきました。
5、他SNSへ誘導して、継続的なナーチャリング
Clubhouseは各アカウントごとにTwitterかInstagramを紐づけできます。そのため興味持っていただいた方とはいずれかで繋がって、中長期的な関係構築から採用までナーチャリングの実施。
元々、転職潜在層の採用やSNS採用はトレンドでもあったので、このケースでの採用実績は数か月後には生まれるんじゃないかと予想しています。
上記1~4問わず5は連結可能であるため、意識的に促すのは有効だと思います。
以上になります。
Clubhouse自体、真新しいサービスで使い方からビジネス上のメリットなど高速でPDCAが回されています。採用においても様々なアイデアや可能性が生まれそうなので、最新のトレンドは日々キャッチしていきたいですね。
最後に、僕もClubhouseやっているのでやってる方いたらフォローお願いします 笑