The Masked Singer
今回は珍しく?音楽の話を。
ちょっと前、今年に入ってからかな、好きなシンガーがThe Masked Singerに出ていたことを知りました。
そのシンガーの名前はNatasha Bedingfieldです。
Labrinth「Jealous」(2014年)
Ariana Grande「No Tears Left To Cry」(2018年)
Harry Styles「Sign Of The Times」(2017年)
特徴のある声なので分かりやすかったのではないかと。パネリストの一人、Nicole Sherzingerは最後でズバリ当ててましたね。
マスクを外したあとのパネリストとのトークで今回の出場について訊かれ、彼女の息子が脳の手術で長期間病院にいたことを挙げておられました。幸い今は元気になったとのこと。良かったです。
そんなNatahsaの大ヒット曲「Unwritten」をイギリスのThe Masked Singerで歌ったのが、Keaneのボーカリスト・Tom Chaplinでした。
プードルの衣装がとても可愛くて素敵です。
この曲を歌った理由を訊かれて2005年のBrit Awardsの“British Breakthrough Act”でKeaneとNatashaがともにノミネートされてKeaneが受賞したことをTomは語っていました。
UKのThe Masked Singerではもう一人懐かしい名前を見つけました。昨年のSeason 2でなんと優勝しておられます。
Andra Day「Rise Up」(2015年)
何曲もパフォーマンスしているなかでいちばん好きだったのがこちら。
ソーセージのユーモラスなコスチュームとソウルフルなボーカルのミスマッチ感がすさまじいですが、このソーセージの正体がJoss Stoneだと知ったら納得です。
マスクを外したときのパネリストの驚きの顔と、対照的に弾けるような笑顔を見せているJossの顔のギャップが印象的です。
トークでは妊娠中だということも明かされましたが、そんな状態でこの仕事を受けたことに驚きです。
Jossの歌をよく聞いていたのは2007年のアルバムIntroducing Joss Stoneのころ。
調べてみると20歳になったばかりの頃にリリースされたんですね。若い!
ちなみにJossも前述の2005年のBrit Awardsに絡んでいて、Keaneが獲った“British Breakthrough Act”にノミネートされていたり、“British Female Solo Artist”を受賞していたりしています。
大人ばかりの音楽業界のなかで自分の思い描く音楽を実現させようと奮闘している印象が当時は強くて、Free Me EMI!なんて自身のレーベルに向けて歌っていた時代もあったことを記憶している身としては、マスクを外したあとの笑顔を見ていると、今は自分の納得の行く形でキャリアを築けているのだなというのが伝わってきて嬉しくなりました。
ちょうどこのタイミングでJossのニューアルバムが発売となりました。
Never Forget My Love。
久しぶりに聴いてみようと思います。
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