歌が上手いって何だ?
↑このツイートを見て考えたことがいくつかあったのでnoteにまとめていきたいと思う。このツイートのリプ欄には川谷さんの呼びかけに応じてたくさんの弾き語り動画などが寄せられていた。チャンスを掴もうとリプを送っているだけに、みんな歌が「上手い」ように聞こえる。
ここで心の中で自問自答が起こった。
『うん?歌が「上手い」?確かに音程が取れている、カラオケに行けば高得点間違いなしだろう。でも、じゃあそれで「上手い」のか?』と。
確かに、僕が友達と一緒に、カラオケに行った時にも音程正確率を見て一緒に行った人たちは、その人の歌が「上手い」か否かを決めているように見える。実際に、音程正確率と歌を聴いた時の気持ちよさには一定の相関があるとは思う。しかし、どうも歌が「上手い」ということへの認識の解像度が低いということが気になったので考えてみた。
『歌が上手いとは何だ?』という問いに対する自分の答えを出すために「歌」と「歌手」について自分なりに掘り下げてみると、、
「歌」とは何かを表現するための手段であるのではないか。そして、音楽の持っている計り知れないパワーを最大限引き出して利用し、自分の中の熱い何かを歌声を通して伝えることに長けた人が「歌手」なのではないか。
という結論にたどり着いた。
そして、とある歌手の持つ熱い何かに共鳴した時、歌を聴いた人がファンになるのではないかと思った。
個人的には、「尾崎豊」「ロックバンドおかん」「竹原ピストル」などと言った恥ずかしげもなく自分を晒し全力で歌を歌う人が好きだ。
そして『歌』と『歌手』について自分の中で整理できた時に『歌が上手いとは何だ?』という問いに対して自分の中で自分なりの答えが出た。
それは、『歌が「上手い」』というのは、自分の中にある熱い何かを、歌声を通すことで音楽の力を借りて『より正確に』『より熱を持って』伝えることが『上手い』ということ なのだろうということである。
例えば、楽しい曲調の歌なら全力で楽しく笑いながら歌った方が、音程を追って縮こまって歌うよりも、歌が「上手い」と言えるだろうということである。
↓まさにこンな感じである。音程はめちゃくちゃだけど最高にロック!だと思う。
たくさんの応募者の中から川谷さんが一番を選ぶ基準に、僕の考えた歌の『上手さ』が関連していたら嬉しく思う。