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今の世の中に対して

気候変動の問題に本格的に取り組もうと思った大学4年の9月から、今までずっと足を止めたことはなかったし、学ぶ姿勢も崩さなかった。

でもね、本当に現実を知ると絶望感に襲われることがよくあるんです。

タイムリミットはあと6年ちょっと。とかあと4年本気で温室効果ガス排出を削減しないと未来はないとか。化学のデータを見て未来がどんどん無くなっていくことを知って辛くなる。

なのに、どんなに訴えても皆んなは危機感を共有してくれなくて、私たちの問題なのに[なんかいつも頑張ってるね、応援してるよ]的なこと言われる。

あなたもその動く3.5%にならないと社会システムは変わらないんだよ!という心の叫び。

勉強のために色々なドキュメンタリーを観る。昨日はNetflix でSEASPIRACYを観た。サステナブル漁業についての闇を暴く映画。

毎度毎度環境系のドキュメンタリーを観ると、今の社会システムって狂ってるなと思う。

利益にしがみついて環境をどんどん破壊する。環境を破壊しているのに、お金をちょっと払ったら認証ラベルを商品に付けられるから、サステナブルとかフェアトレードとか平気で企業はラベルをつけて、しまいには消費者である私たちはラベルを見て、ラベルが付いているからといってその商品を選択してしまう。

もう何がなんだか分からない世の中になってしまった。

石炭火力だって、世界では二酸化炭素を沢山排出する1番環境に悪い発電方法と言われているから全廃の動きがあるのに、

日本は新しく15基建てているし、163基も稼働している。

石炭火力にそこまでしがみつく理由は、石炭火力で利益を得ている人たちが政府と手を組んでいるから。エネルギー基本計画も話し合いはほとんど産業界の人たち主導で話し合われているから、原発石炭維持の姿勢は変わらない。

目先の利益しか見えていない、自分たちのことしか考えていない奴らに今日本社会は動かされてしまっているということ。

自分たちの子ども、孫の世代などその人たちにはどうでもいいということ。自分たちは利益を得るだけ得て、大変なことになった地球を後は頼んだよと私たちに置いて逃げ切ろうと考えている。

私にはそうにしか見えません。

実際学んでいるとそうだし、ビジネスだからしょうがないとか言い始める奴も居ると思うけど、そもそも私たちが住める場所はこの地球しかなくて、生きられない環境にしてしまったら、後は死ぬだけなのよ。

私の言ってること分かります?

私や一緒に活動している若者が求めているのは、本当にめちゃくちゃ簡単なことで

これからも幸せに生きられる未来が、地球が欲しいってことだけなのよ。

こんな純粋な願い、本当に聞いてくれないのかな。皆んなもそう願っていないのかな。

もう希望ってないんですか?何も励みに生きていけばいいのだろうか。

どうか沢山の人が政治にもっと関心を持って選挙の大切さを周りに広めたり、パワーシフト(家の電気を大手から変える)したり、地元の食材を買ったり、できる限り植物性の食事を取り入れたりしてくれたらいいな。

長い目ではなく、もう時間はないからできるだけ早くみんなも変わって欲しい。


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