VBA学習日記⑤(オブジェクトとプロパティ)
今回は用語の解説です。よく出てくる単語なので整理しています。他のプログラミング言語でもよく出てくる言葉ですが改めての整理です。
オブジェクト
Excel VBAでオブジェクトはワークブックやシート、セルのことを示します。ワークブックはファイルのことを指します。シートやセルはエクセルを使っている人ならわかると思います。
オブジェクトとは英語で「物・物体」という意味があります。プログラミングでは処理をする対象を示すことが多いです。つまり、オブジェクトを指定するとは処理を与えるものを指定することです。
プロパティ
プロパティはオブジェクトの属性を示します。属性とは情報のことなので、オブジェクトの情報をプロパティと言います。プロパティには取得と設定をがあります。つまり、セルやシートの情報を取得したり、情報を設定したりします。
例えば、Valueというプロパティであれば、値を取得したり、設定することができます。また、Copyだと情報のコピーです。
他にも背景色や文字色を設定したり、文字サイズを変えることができます。
オブジェクトとプロパティの書き順
オブジェクトとプロパティは「オブジェクト.プロパティ」の順に指定します。また、オブジェクトは「ワークブック.シート.セル」の順に書きます。