読書日記「コンサル一年目が学ぶこと」②

今回は1章の「コンサル流話す技術」について読書日記を書いていきます。

話す技術というのは仕事で大切なスキルです。どんだけいい提案や商品、サービスがあっても相手に理解されなくては意味がありません。上司やお客様に提案や商品を持って行ったとき、その魅力を伝えられなくては受け入れてもらえません。

話す技術を磨くことで仕事の結果が大きく変わります。特にコンサルでは相手を納得させることが重要なので、話し方はとても重要になるそうです。

結論から端的に話す(PREP法)

話すときに大切なことはまず「結論から端的に話す」ことです。理由は短い時間で必要なことを伝えられるからです。結論が途中や最後にあるとどこが本質かが分からずに、話が伝わらなくなります。余計な情報を与えず、端的に結論のみをまず伝えます。

結論から話すために意識したいのがPREP法です。PREP法とはPoint(結論)⇒Reason(理由)⇒Example(具体例)⇒Point(結論)の順で説明する方法です。PREP法で説明すれば、筋道がそれずに、必要なことをわかりやすく伝えることができます。

学生時代は「起承転結」という話し方(文章の書き方)を教えられたと思います。しかし、ビジネスではPREP法が重要です。

数字とロジックから事実を話す

相手に話を伝える際には事実が大切になります。数字は事実を伝える上で最も信用されるものです。例えば、「売上が昨年に比べて上がっています」というのと「売上が昨年に比べて200万円上がっています」では言葉の真実味が違うと思います。人に信頼されるためには、数字に基づく事実が大切です。

また、話の筋道では数字に加えて、ロジックがなければ信頼を得ることができません。どれだけ事実を並べてもロジックが破綻していたら信頼を得ることができません。

相手の土俵に合わせる

相手の土俵に合わせて話をしなければ、理解をしてもらうことはできません。そのためには相手のフォーマットに合わせることが大切です。例えば、考え方やフォーマット、言葉遣いです。相手にわかりやすい言葉や社内用語を使うことでより一層理解してもらえます。

まとめ

話す技術は相手に伝わることが大切です。そのためには余計な情報を与えずに、相手の期待することを正確に伝えることが重要です。そのためには
①結論から端的に話す。②数字とロジックで事実を話す。③相手の土俵に合わせる。ことを意識するとうまく伝わります。

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