VBA学習日記⑥(転記、ボタンでマクロを開始する)
今回の学習内容は転記とボタンを押すとマクロが開始する方法です。
転記
転記はあるセルに書かれた値を他のセルに移すことを言います。エクセルではセルのコピー&ペーストになるかと思います。VBAでは値を取得し、取得した値を別のセルに入力するという操作になります。
例えば、Sheet1のA2セルにある値を取得してA3に転記するコードは以下の通りです。
Sheets("sheet1").Range("A3").Value = Sheets("sheet1").Range("A2").Value
ポイントは転記される側のセルを左側に書くところです。右から左に移るという風に覚えることをおススメします。転記のコードは簡単ですが、多く使われるのでしっかりと覚えておく必要があります。
例えば、請求書作成には転記は必須です。会社名を指定して、請求書を作成する際、情報を転記すれば管理台帳から請求書を作るなんてことも可能です。
ボタンでマクロの開始
VBAでコードを作ってもどのタイミングでマクロを動かすかが決まっていなければ、常に動き続けることになります。そのため、開始の合図としてボタンを作ります。
ボタンの作り方は「開発」⇒「挿入」⇒「ボタン」の流れで作ります。ボタンをクリックするとドラックで大きさを指定することができます。
終わると、どのプロシージャを動かすかを聞いてくるので、動かしたコードを持っているプロシージャを選択しましょう。