New workplace
新しい道の入り口に立ったので、記録として残そうと思います。
結局なに屋なのか分からなくて今日も聞きました。
「イベント集客屋さん」だそうです。
オリンピックのホームタウンを日常生活に作りたい、という何とも学生らしい夢を抱えて、上記の目標を形にするために、新卒でJTBに入社をしました。ビジネスマンとしてそれをどのように実現していくか、模索の日々が始まりました。
3社目となったこの会社で、私が実現していく事の輪郭はとてもはっきりとしています。
【主催者と同じ想い、似たような想いを持つ人をつなぎ合わせ、同じ場所で同じゴールに向かって活動できるコミュニティを作る人になる。】
人と繋がることのハードルが低い時代になりました。
Twitterで想いをつぶやけば、誰でも簡単に返信を送ることができます。
はじめましてのその人と、オンライン上で言葉を交わす、これはすでに「繋がり」です。
しかし、本当の意味で「繋がっている」ことの難しさ、ハードルの高さが際立って見えるようになったと私は感じています。
「私はピックルボールが好きだ!交流会をやりたい!初めて体験する人も呼びたいし、何年もやっている人同士で試合もしたい!」
例えばこんな事を言ったとして、何人が来月のその企画に来てくれるのでしょうか。
きっと10人集まれば良いほうでしょう。
これは、日頃週2~3回顔を合わせてピックルボールをしている周囲の仲間たちです。なぜなら彼らは、私と同じようにピックルボールが上手くなりたいと思っているし、他の地域でピックルボールを楽しんでいる人とプレーしてみたいと思っているからです。
声を上げたときに実際に足を動かし、労力をかけて集ってくれるほど、想いを共感しあえているのか、そこまで理解しあえている関係を初めて「繋がっている」と言うのだと思います。
そして、企業のマーケティング担当者が「この商品良いから買ってね!」と宣伝をしたり、主催者が「今度こんな楽しい企画やるから来てね!」と声を上げたときに、1回こっきりでなく定期的に購入してくれ、来場してくれるのはきっと、その商品や企画を作っている担当者の想いにどれだけ共感できる状態を作れているかだと思うのです。つまり、単発のイベントや商品の宣伝それ自体に人が購買行動をするかどうかを左右する何かがあるのではなく、日頃の関係性構築の結果がそのイベントへの来場や新商品の購入に繋がる一番のカギになってくるのだと思います。
私はその「関係性構築の方法」を仕事を通じて学び、主催者と本当の意味で繋がり続けられるユーザーを、増やしていきたいと思います。
それでこそ、やっと私の目標としてきた
これを実現できるのでは…?と、
実践していける楽しみが今ここにあります。