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高岩遼 - MIX JUICE (feat. NAGAN SERVER)

今回のMVは自分にとって深い思い入れのあるアーティストとのMVだった。
NAGAN SERVERさんのMVを去年撮影した時に、カメオ出演で高岩遼を呼ぶってなった時かなりテンションが上がった。普段から曲を聴いていたし、ステージで彼の楽曲を何度も使って踊っていた。(なんならダンスコンテストにも出ていた)
その出会いから一年かけ、少しずつ距離が近くなっていき、遼さんがオーナーを務めるミュージックバー "brother"に遊びにいった時、「リョウジくん(SERVERさん)と曲やるからMVとってよ」と言われ、コンマ1秒でやりますと言った。

2人の苗字が、高"岩"と難"波"(SERVERさん)と言うことで、岩と波が激しくぶつかり合うようなロケを探しまくり、静岡の端っこまで行った。
これからもいろんな音楽の歴史を刻んでいくであろう現場、brotherにて撮影できたのは光栄でした。

カメラマンのシゲは、spiky johnと同じ事務所のGROUNDRIDDIMに所属しているタメのカメラマンで、去年の今頃であった。お互いにこれからたくさん作品作っていくフェーズというのもあって、今まで出会ったカメラマンの中でも一番深いコミュニケーション取れているし、人として大事にしている部分が一緒な気がする。1人の友達として信頼している。

今回はだいぶカット割りたかったから、お二人には申し訳ないが沢山テイクを重ねた。とはいえもう少しコンテを固めてもよかったんじゃないかと思ったが、今回は編集でいろんなパターンを見たかったし、俺もJAZZい気持ちで作り上げたく、素材たちとセッションする感覚で編集してみたかった。結果うまくいってよかった。
大学サークル同期のおいちゃんにも協力してもらって、一部実写とコラージュアニメーションを混ぜたカットを試した。おいちゃんもずっとSERVERさんのファンでいつか巻き込みたいと思っていたからこのタイミングで一緒に作れて良かった。
ちょっと馴染まないかなーという予想に反して、あまりにも自然すぎてて最初アニメーションに気づかないくらいだったが、微調整繰り返し、実験大成功!

ちょっと話外れるけど、MVの監督ってダンサーからしたらまじで最高でしかない。
好きなアーティストの曲を人より早めに聞けて、それで踊って(企画して)、そしてお金がもらえるってまじで至高。
だから俺にとってMV作ることはアーティストから曲とお金提供してもらってそれで踊って言われているようなものだから神システム。ダンサーみんなやった方がいいと思う笑

俺はまだそんなにいっぱいMV撮る機会が無いからこそ、一つ一つが本気中の本気。最高なアーティストの曲に真剣に向き合う時間が確実に実力につながってくると信じている。


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