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懐かしい感情と共に【2025/3/1】

  • 新屋駅に降り立った瞬間、「写真を撮りたい」と思った。「プラットフォームから見える景色をカメラに収めたい」という衝動に身を任せ、スマホを開く。そこから流れるようにカメラアプリをタップすると、カメラが起動する代わりに、短い文章がポッと表示された。

  • 電源が足りないため、カメラを起動できません。

  • あ、マジか。画面の右上、充電は「5%」になっている。このスマホ、5%を下回ると写真撮影ができない仕様になっているから、そりゃ起動しないわけだ。普段ならここで諦めるのだけれど、たまたま持っていたモバイルバッテリーで充電をすることにした。そこまでしてでも、「この風景を記録に残したい」と思ったんだ。

  • 別にたいそうな理由があるわけじゃない。この駅に来るのが中学1年の夏振りなことに気付いて、懐かしい気持ちになったから。その懐かしさを噛み締めたかったというか、独り占めしたかったというか。とにかく、この「エモい」感情を何かに昇華させたかった。ただそれだけ。ほら、たいした理由じゃないでしょ?

あの日も、こんな景色を見た気がする
新屋駅のプラットフォーム
  • 新屋駅は自宅からだいぶ離れていて、少し行きづらい。実際、何年も足を運んでいないのは「市内の割に遠く感じる」という理由が大きい。そんな僕が今日来たのは、「電源スペースあらや」さんにお邪魔するためである。ある人に「めっちゃオススメです」と言われ、伺ってみることにしたのだ。

  • 行った感想を一言でまとめると、僕も誰かに「めっちゃオススメ」したいと思いました、って感じ。洒落たBGM。穏やかな店主。優しい香り。温もりのある空間。本棚に並んだたくさんの本。壁に貼られたチラシたち。落ち着いた雰囲気の店内は、とても居心地が良かった。

  • その一角に腰を下ろし、パソコンを開く。Wi-Fiに接続して、Canvaを開く。今日の夜、登壇することになっているイベントで使う資料を作成せねばならなかった。2時間の滞在で、すべてを完成させられたわけではない。残った分は自宅に帰って、ひたすら制作をする。イベント開始の1時間前、ようやく資料が完成した。やった。間に合った。

  • そこから複数回プレゼンの練習をして、いよいよ本番を迎える。結構早口になってしまった気もするが、「5分」という時間に収めつつ、「これまで取り組んだこと・進路選択・今後やりたいことを交えたプレゼンにしてほしい」という要望をクリアできたのではないだろうか。納得のいくプレゼンができて良かった。

  • 最近、ありがたいことにプレゼンする機会に恵まれている。そういった場で話すたびに、なんとなく「うまくなっている」気がして。いやー嬉しいですよね。自分で自分の成長を感じられる瞬間って、本当に嬉しい。我ながらとても喜ばしい。

  • 今日のイベントや行った場所の感想は、後日Xに投稿する予定である。ぜひチェックしてみてください!!


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