大学生活を楽しむために大切な2つのこと
今日で「大学生」として記事を書くのは最後にしようと思っています。
最後のテーマは、「大学生活を最高に楽しむ方法」です。
自分の大学生活を振り返って、どのようなマインドが「良い」結果を産んだのかを考えてみました。
最高に楽しい学生生活とは
「最高の学生生活」とはなんなのでしょうか。人それぞれ正解は異なるようにも思いますが、抽象化して整理すれば以下の3つの条件がどれも満たされている状態をさすのではないかと思うのです。
①挑戦したいことに挑戦できていること
②挑戦して、納得できる結果を得ること
③これらを通して、最終的に抱く感情が前向きなものであること
さて、私は自分の学生生活に大変満足しています。水泳部、インターン、勉強、就活、人との関わり、どれにおいても最善の選択とやりきったと思える結果を得たと感じています。私がどうしてそのように卒業することができたかと考えると、(もとの性格がポジティブだというのはありますが)2つの大事な考え方が功を奏したように思います。
この2つとは、「ひろげる」と「しぼる」です。
ひろげる
大学では、自分の世界を広げることを心がけていました。このために私がやったことは以下の3つです。
世界を広げるために、
・自ら行動を起こすこと
・人と積極的に関わること
・興味を持つこと
この3つの要素は密接に絡み合っていて、全て実行できてこそ一番効果を発揮できるものです。SNSや人と関わるなかでアンテナを張り、自分に巡ってくるチャンスを逃さないようにする。興味を持ったことにはどんどん自分から挑戦する。自分が関心を持つ対象に出会う機会を増やし、関心を持つ対象を増やし、それらを実行する機会を増やす。新しい刺激を受ける。このサイクルを通して、私は大学入学前には想像もできなかったような世界を見ることができたように思います。
例えば、海外インターンで活躍している友達に憧れて、マルタ島で働いてみたり。初対面のOBさんとの会話をきっかけにアメリカ横断を決行したり。
しぼる
次に大学で学んだのは、自分の世界を広げたあとは、そのなかでどれに注力するのかを絞ることも大切だということです。私は時期によって、また自分のキャパシティに合わせて、注力する部分を変えるようにしていました。
例えば、大学1年の時は学問と部活、大学2年の時は部活とバイト、大学3年の時はインターン、就活、学問。大学4年の時は部活と遊び・・・といった具合です。
時間は有限。体力も有限。選択と集中を意識することによって、それぞれの取り組みを「やりきる」ことができたのだと思います。
『7つの習慣』
余談ですが、『7つの習慣』という本をご存知でしょうか。かなり有名な自己啓発本なのですが、実はこの本にも私と同じような人生論が紹介されています。
『7つの習慣』では、人間には「関心の輪」と「影響の輪」がある、とされています。関心の輪とは、自分が興味を持っている領域です。自分の未来に繋がるポテンシャルを秘めた要素の集合体、と解釈できるかもしれません。影響の輪とは自分が影響を及ぼすことができる領域、自分でコントロールできる領域です。この本では、関心の輪を大切にしつつも影響の輪に集中することの重要性が説かれています。影響の輪に専念することは、そこで出会った人々との信頼関係を築くことにも繋がると思います。
わたしの言う「ひろげる」とは、関心の輪をひろげよう、ということ。「しぼる」とは、影響の輪に集中しよう、ということと合致しています。
良書との出会いも大学生活の恵の一つでした。気になる方はぜひ読んでみてください。
おわりに
高校までの日々が第1章だとするなら、大学生活はそれだけで第2章を占められるくらい充実した毎日でした。社会人になってからはもっと面白い第3章にできるように、自分の未来を切り開いていこうと思います!